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地方銀行カードローン一覧【全国対応】99行の地銀を徹底比較

三菱UFJ銀行やみずほ銀行など、いわゆるメガバンク(メガバン)とは異なり、全国各地で地域に密着して営業を行う地方銀行(地銀)。

地方銀行もカードローンをサービスとして提供しており、消費者金融やメガバンクのカードローンとは異なる特徴を持っています。

  • 金利が消費者金融よりも抑えられている
  • 口座を持っていると審査が柔軟になる
  • 基本的には口座開設が必須
  • 全国対応している地銀カードローンは一部のみ

本記事では、地方銀行カードローンを一覧で紹介し、全国対応の地銀カードローンを更に深堀りして徹底比較しています。

目次

地方銀行カードローン一覧

現在、日本には99行の地方銀行が営業しており、そのうち長野銀行を除く98行がカードローンを提供しています。

2024年 3 月 29 日をもちまして、カードローン「リベロ」の新規申込を終了いたしました。

引用:長野銀行 個人向けローン

各地方銀行で、申込可能地域・金利・口座開設の必要有無など、さまざまな点で異なる点があるため、まずは基本情報をチェックしてみてください。

スクロールできます
銀行名申込可能地域金利無利息期間限度額在籍確認口座開設
東京スター銀行全国対応1.5〜14.6%30日間10〜1,000万円あり必要
横浜銀行神奈川県・東京都・群馬県1.5〜14.6%なし10〜1,000万円あり必要
群馬銀行全国対応2.0〜14.5%なし10〜1,000万円あり不要
武蔵野銀行東京都・埼玉県・千葉県
茨城県
1.4〜14.8%なし10〜800万円あり必要
足利銀行栃木県・埼玉県・群馬県
茨城県・福島県
1.5〜14.8%なし10〜800万円あり必要
千葉銀行千葉県・東京都・茨城県
玉県・神奈川県
1.4〜14.8%なし10〜800万円あり必要
山梨中央銀行山梨県・東京都・神奈川県1.0〜14.5%なし10〜1,000万円あり必要
常陽銀行茨城県・宮城県・福島県
栃木県・千葉県・埼玉県
東京都
1.5〜14.8%なし1〜800万円あり不要
千葉興業銀行千葉県・東京都1.4〜14.8%なし10〜1,000万円あり不要
筑波銀行茨城県・栃木県・春日部市
千葉県・東京都足立区
1.4~14.6%30日間10〜1,000万円あり不要
きらぼし銀行東京都・神奈川県
埼玉県千葉県船橋市
1.6〜14.8%なし10〜1,000万円あり不要
東和銀行群馬県・埼玉県・東京都
栃木県・千葉県・神奈川県
3.9〜14.6%なし10〜500万円あり不要
栃木銀行栃木県・茨城県・群馬県
埼玉県・東京都
1.9〜14.5%なし10〜800万円あり必要
京葉銀行千葉県・東京都4.5〜13.0%なし30〜300万円あり必要
東日本銀行東京都・茨城県・栃木県
千葉県・埼玉県・神奈川県
2.9〜14.5%なし10〜500万円あり必要
神奈川銀行神奈川県7.3〜11.30%なし10〜200万円あり必要

全国対応の地方銀行カードローンを徹底比較!

続いて、居住地が限定されていない「全国対応の地方銀行カードローン」を紹介していきます。

全国対応の地方銀行カードローンは、合計25行あります。

全国対応の地方銀行カードローン一覧

東京スター銀行カードローン「スターカードローンα」

銀行名東京スター銀行
申込可能地域全国対応
金利1.5〜14.6%
無利息期間30日間
限度額10万円〜1,000万円
在籍確認あり
口座開設必要

東京スター銀行の「スターワンバンクローン」は、全国対応のカードローンで、利用限度額は10万円から1,000万円、金利は年1.5%から14.6%です。

Web完結で申し込みができ、最短即日融資が可能です。

また、無利息期間がある数少ない地方銀行カードローンで、初回契約日から30日間は利息が0円となります。

愛媛銀行「ひめぎんクイックカードローン」

銀行名愛媛銀行
申込可能地域全国対応
金利4.4〜14.6%
無利息期間30日間
限度額10万円〜800万円
在籍確認あり
口座開設不要

愛媛銀行の「ひめぎんクイックカードローン」は、Web契約で30日間の無利息期間があり、最短即日振込が可能です。

利用限度額は10万円から800万円、金利は年4.4%から14.6%です。

コンビニATM利用手数料は月4回まで無料で、返済日は毎月1日から月末までの間で自由に選べます。

北海道銀行カードローン「ラピッド」

銀行名北海道銀行
申込可能地域全国対応
金利1.9〜14.95%
無利息期間なし
限度額1万円〜800万円
在籍確認原則なし
口座開設不要

北海道銀行カードローン「ラピッド」は、口座開設不要・自宅や勤務先への在籍確認が原則なしで契約が可能です。

在籍確認が原則なしの地方銀行カードローンは、全国で4行しかないため、バレずに借りたい人にとっては貴重な選択肢になります。

在籍確認が原則なしの地方銀行カードローン一覧

  • 北海道銀行カードローン
  • 北都銀行
  • 伊予銀行
  • 宮崎銀行

また、最短で当日融資も可能となっており、地方銀行においては融資にとても積極的であることが分かります。

返済は35日ごともしくは毎月の指定日を選ぶことができるため、希望に合わせた支払いが可能です。

群馬銀行カードローン「ナイスサポートカード」

銀行名群馬銀行
申込可能地域全国対応
金利2.0〜14.5%
無利息期間なし
限度額10万円〜1,000万円
在籍確認あり
口座開設不要

群馬銀行カードローン「ナイスサポートカード」は、申し込みから契約までWebで完結し、群馬銀行の口座を持っていなくても利用できます。

運転免許証を持っている方は、ぐんぎん手続きアプリから簡単に申し込み可能です。

借入限度額に応じた固定金利となっており、返済のシミュレーションが立てやすくなっています。

借入金額適用金利
1〜100万円14.5%
101〜200万円12.8%
201〜300万円9.8%
301〜400万円7.8%
401〜500万円6.8%
501〜600万円4.8%
601〜700万円3.8%
701〜800万円2.8%
801〜900万円2.4%
901〜1,000万円2.0%
引用:群馬銀行カードローン「ナイスサポートカード」

申し込みは24時間365日いつでも可能ですが、契約後に専用カードが簡易書留で送られ、受取後に利用可能となるため、実際の融資までには時間がかかります。

北陸銀行カードローン「クイックマン」

銀行名北陸銀行
申込可能地域全国対応
金利11.95〜14.95%
無利息期間なし
限度額10万円〜500万円 (初回は100万円まで)
在籍確認あり
口座開設不要

北陸銀行では、2種類のカードローンを提供しています。

「スーパーNOW」は北陸銀行の口座をお持ちの方、「クイックマン」は口座をお持ちでない方向けのカードローンとなっています。

クイックマンであれば北陸銀行の口座開設不要で契約が可能です。

即日融資はできませんが、審査時間が短かったという口コミが多く、翌日には回答がもらえるケースも確認できました。

なお、保証会社はアコムとなっています。

福井銀行カードローン

銀行名福井銀行
申込可能地域全国対応
金利2.8〜14.6%
無利息期間なし
限度額10万円〜1,000万円
在籍確認あり
口座開設不要

福井銀行カードローンは、口座開設不要で利用可能で、返済方法がATM・店頭入金タイプと口座振替タイプから選ぶことができます。

申し込みから契約までWeb完結とされていますが、「お手続き内容により、ご来店をお願いする場合がございます。」との記載もあるため、基本的には福井銀行の営業エリア内の方におすすめです。

福井銀行の営業エリア
  • 福井県
  • 石川県
  • 滋賀県
  • 東京都
  • 富山県
  • 愛知県
  • 京都府
  • 大阪府

保証会社は、SMBCコンシューマーファイナンス株式会社です。

静岡銀行カードローン「SELECA」

銀行名静岡銀行
申込可能地域全国対応
金利1.5〜14.5%
無利息期間60日間
限度額10万円〜1,000万円
在籍確認あり
口座開設必要

静岡銀行カードローン「SELECA」は、地方銀行カードローンでは非常に珍しい無利息期間が設定されているカードローンです。

無利息期間とは、その期間内の借り入れは利息(金利)が0円になるサービスで、主に大手消費者金融で提供されています。

無利息期間のある地方銀行カードローンは5行のみで、全国対応で絞ると「東京スター銀行」、「愛媛銀行」そして「静岡銀行」のみです。

また、ほとんどのカードローンで無利息期間は30日となっているため、60日はすべてのカードローンの中でもトップクラスの長さです。

カードローン無利息期間
SELECA契約の翌日から60日間
アコム・アイフル契約の翌日から最大30日間
プロミス借り入れの翌日から最大30日間
ダイレクトワン借り入れの翌日から最大55日間

大垣共立銀行カードローン「ザ・マキシマム」

銀行名大垣共立銀行
申込可能地域全国対応
金利4.5〜12.0%
無利息期間なし
限度額10万円〜1,000万円
在籍確認あり
口座開設不要

大垣共立銀行カードローン「ザ・マキシマム」は、最短2日で審査が完了するスピード重視のカードローンです。

上限金利が12.0%と非常に低いため、少ない負担で借り入れできます。

限度額は最大1,000万円と高額借入が可能ですが、少額の融資でも毎月の最低返済額は1万円となっているため、注意が必要です。

スルガ銀行カードローン

銀行名スルガ銀行
申込可能地域全国対応
金利3.9~14.9%
無利息期間なし
限度額5万円〜800万円
在籍確認あり
口座開設不要

スルガ銀行カードローンは、最短翌営業日の融資が可能なカードローンです。

申し込みはWeb完結で、本人確認書類のアップロードなどもスマホだけで完了できます。

審査に通過すると、カード受け取りの前に融資を受けることも可能なため、急いで借り入れしたい方におすすめです。

なお、スルガ銀行は子会社に消費者金融のダイレクトワンを持っています。

こちらは中小消費者金融ならではの柔軟な審査と、55日間の無利息期間が設定されているのが特徴です。

十六銀行カードローン「Q-LOAN」

銀行名十六銀行
申込可能地域全国対応
金利1.6〜14.6%
無利息期間なし
限度額1万円〜800万円
在籍確認あり
口座開設不要

十六銀行カードローン「Q-LOAN」は、東海エリアで個人向けローンシェアNo1のカードローンです。
※参照:十六銀行

口座開設は不要、申し込みはWeb完結のため、誰でも気軽に申し込みが可能できます。

また、月々の返済は2,000円~と非常に負担が軽く、1万円から融資可能なため、少額融資を希望する方にもおすすめです。

清水銀行「しみずピアカードローン」

銀行名清水銀行
申込可能地域全国対応
金利2.8〜9.8%
無利息期間なし
限度額50万円〜1,000万円
在籍確認あり
口座開設必要

清水銀行「しみずスピードカードローン」は、上限金利が9.8%と、地方銀行ではトップクラスの低金利です。
※1位は北國銀行カードローンの9.5%(ただし、石川県在住の方のみ)

Moneytreeと連携した清水銀行アプリから申し込みできるため、口座開設が必須ではあるもののスムーズに契約できます。

滋賀銀行カードローン「サットキャッシュ」

銀行名滋賀銀行
申込可能地域全国対応
金利4.8〜14.9%
無利息期間なし
限度額30万円〜500万円
在籍確認あり
口座開設必要

滋賀銀行カードローン「サットキャッシュ」は、オペレーターと相談しながら契約内容を決められるカードローンです。

ローンの使い道は事業資金を除いて自由で、複数のローンの借り換えでの利用(借り換えローン)もOKとされています。

その他、特段目立った特徴はありません。

南都銀行カードローン

銀行名南都銀行
申込可能地域全国対応
金利0.9〜14.95%
無利息期間なし
限度額10万円〜1,000万円
在籍確認あり
口座開設不要

南都銀行カードローン「スマートタイプ」は、地方銀行カードローンのなかでも下限金利が最も低い0.9%で設定されています。

金利は限度額が高くなるほど低くなるよう設定されるため、高額融資を受けたい人におすすめのカードローンです。上限金利は一般的なので、少額融資にはあまり向いていないでしょう。

もう一種類の「クイックタイプ」は、最短当日中に審査が完了し、契約日に即日融資を受けることができます。

低金利を求める人はスマートタイプ、融資スピードを求める人はクイックタイプの利用がおすすめです。

関西みらい銀行カードローン

銀行名関西みらい銀行
申込可能地域全国対応
金利1.9〜12.475%
無利息期間なし
限度額10万円〜800万円
在籍確認あり
口座開設必要

関西みらい銀行は、りそなホールディングスの地方銀行で、カードローンの利用でポイントが貯まるのが特徴です。

金利は1.9〜12.475%と低く、利用でポイントが貯まるため、全体的にお得に利用できるようになっています。

また、繰り上げ返済や残高確認などもスマホで完結するため、地方銀行カードローンならではの使いにくさを感じることはないでしょう。

紀陽銀行カードローン「カードローンプラス」

銀行名紀陽銀行
申込可能地域全国対応
金利3.8〜14.9%
無利息期間なし
限度額10万円〜800万円
在籍確認あり
口座開設必要

紀陽銀行カードローン「カードローンプラス」は、1895年創業と非常に歴史ある紀陽銀行のカードローンです。

キャッシュカード一体型のため、紀陽銀行のキャッシュカードを使ってコンビニATMなどで借り入れが出来ます。

また、カードローンプラスのほかにWeb限定で限度額が10~100万円の紀陽銀行カードローンSも用意されています。

限度額が8分の1まで少なくなるため、カードローンプラスよりも審査の難易度は低いと予想されます。

中国銀行カードローン「コ・レ・カ」

銀行名中国銀行
申込可能地域全国対応
金利1.9〜14.5%
無利息期間なし
限度額10万円〜990万円
在籍確認あり
口座開設必要

中国銀行カードローン「コ・レ・カ」は、毎月の返済額が2,000円~と少額でも可能で、パート・アルバイト・個人事業主・主婦でも申し込みできます。

専用カードを使ってATMで借り入れするのが基本ですが、急いでいる場合は契約後すぐに借り入れできるようになっています。

ただし、融資までには早くても数日はかかると考えておきましょう。

広島銀行カードローン「ハローローンワイド」

銀行名広島銀行
申込可能地域全国対応
金利2.475〜13.475%
無利息期間なし
限度額10万円〜500万円
在籍確認あり
口座開設不要

広島銀行カードローン「ハローローンワイド」は、中国・四国地区でもっとも利用されているカードローンです。

限度額が10~500万円となっているため、比較的少額の融資に向いているカードローンです。

最低返済額は1,000円となっており、返済負担を軽くしたい人におすすめです。

鹿児島銀行カードローン S

銀行名鹿児島銀行
申込可能地域全国対応
金利1.9〜14.5%
無利息期間なし
限度額10万円〜1,000万円
在籍確認あり
口座開設不要

鹿児島銀行の「カードローンS」は、口座や来店不要でWEBで契約が完結できるカードローンです。

利用限度額は10万円から1,000万円、金利は1.9~14.5%の変動金利で設定されています。

返済方法は「返済用口座不要型」と「返済用口座引落型」の2種類から選べます。日常のさまざまな場面で利用可能で、急な出費にも対応できます。

北九州銀行カードローン

銀行名北九州銀行
申込可能地域全国対応
金利4.5〜14.5%
無利息期間なし
限度額10万円〜500万円
在籍確認あり
口座開設必要

北九州銀行の「マイカード きたきゅう君」は、口座を持っている方が利用できるカードローンです。

申し込みはWeb完結で、パートやアルバイトの方も審査対象です。

限度額は10万円から500万円、金利は年4.5%から14.5%。毎月の返済は自動引落しで、任意の金額を随時返済可能です。

審査結果はEメールで通知され、保証会社の審査に通過することが必要です。

大分銀行カードローン「ハッピーカードローン」

銀行名大分銀行
申込可能地域全国対応
金利5.0〜14.5%
無利息期間なし
限度額10万円〜500万円
在籍確認あり
口座開設不要

大分銀行の「ハッピーカードローン」は、Web完結する契約で来店不要です。

限度額は10万円から500万円、金利は年5.0%から14.5%。返済は口座振替とカード返済の2種類から選べ、毎月の返済額はお借入残高に応じて2,000円からとなっています。

コンビニATMでも利用可能です。

北日本銀行カードローン「ASUMO」

銀行名北日本銀行
申込可能地域全国対応
金利3.0〜14.8%
無利息期間なし
限度額10万円〜500万円
在籍確認あり
口座開設不要

北日本銀行の「カードローンASUMO」は、10万円から500万円の融資が可能で、金利は年4.5%から14.8%です。

口座がなくても申込み可能で、仮審査はWeb、電話、FAX、郵送、ATMで行えます。

契約は郵送で完結でき、毎月の返済額は2,000円から。提携ATMを利用し、自動融資サービスも利用可能です。

パートやアルバイト、主婦、年金受給者も申込可能です。

富山第一銀行 ファースロバンクのカードローン

銀行名富山第一銀行
申込可能地域全国対応
金利2.8〜13.8%
無利息期間なし
限度額30万円〜1,000万円
在籍確認あり
口座開設必要

富山第一銀行の「ファーストバンクカードローン」は、口座を持っていなくても申込みが可能で、Web完結で手続きができます。

融資額は30万円から1,000万円、金利は年2.8%から13.8%です。

月々の返済額は借入額に応じて設定され、随時返済も可能。おまとめローンとしても利用でき、金利の見直しが行われます。

島根銀行「しまぎんカードローン」

銀行名島根銀行
申込可能地域全国対応
金利3.5〜14.5%
無利息期間なし
限度額10万円〜300万円
在籍確認あり
口座開設必要

島根銀行の「しまぎんカードローン」は、10万円から500万円までの利用が可能で、金利は年4.5%から14.5%です。

契約はWeb完結で、専業主婦やパートタイムの方も申込みできます。

返済は任意の金額で随時可能です。契約期間は3年間で、更新審査に通れば自動更新されます。

保証人や担保は不要で、保証会社の保証を受けることが必要です。

トマト銀行カードローン「キューリ」

銀行名トマト銀行
申込可能地域全国対応
金利3.0〜14.5%
無利息期間なし
限度額10万円〜1,000万円
在籍確認あり
口座開設必要

トマト銀行カードローン「キューリ」は、契約時に即時振り込みが可能なカードローンです。

毎月の返済額は2,000円~と負担が軽く、パートやアルバイト、派遣社員からの申し込みも募集しています。

審査は最短翌営業日に回答されるため、早ければ翌日に借り入れが可能です。

南日本銀行カードローン「WAZZECA-S」

銀行名南日本銀行
申込可能地域全国対応
金利1.8〜14.5%
無利息期間なし
限度額10万円〜1,000万円
在籍確認あり
口座開設必要

南日本銀行の「カードローン WAZZECA-S」は、融資限度額が10万円から1,000万円、金利は年1.8%から14.5%と上限金利が低くなっています。

専業主婦やパート、年金受給者も申込可能で、Web完結で手続きができます。

返済は残高スライド方式で、毎月の返済額は借入残高に応じて変動します。保証会社の審査により金利が決定されます。

メガバンクと地方銀行のカードローンに違いはある?

メガバンクと地方銀行のカードローンにはいくつかの違いがあります。

まず、メガバンクは全国的なネットワークを持ち、利便性が高い反面、審査が厳しいことが多々あります。

対して地方銀行は、地域密着型であり、地域住民に特化した柔軟なサービスを提供することが多いです。

また、金利や融資限度額、サービス内容に違いが見られることもあります。

メガバンクを地方銀行のカードローンの違いをまとめると以下のようになります。

メガバンク地方銀行
・地方銀行よりも審査・融資が早い
・誰でも申し込みしやすい
・利便性が高く使いやすい
・メガバンクよりも審査が柔軟
・口座の利用で審査が有利に
・選択肢が多くある

消費者金融と銀行カードローンであれば大きな差が多くありますが、メガバンクと地方銀行であればそこまで大きな差はありません。

そのため、「メガバンクだから」「地方銀行カードローンだから」という選び方ではなく、カードローンごとに自分に適した銀行を選ぶのがおすすめです。

カードローン選びで地方銀行を選択するメリット

カードローン選びで地方銀行を選択するメリット

数あるカードローンのなかから、地方銀行カードローンを選ぶメリットは上記画像の3点です。

口座を普段遣いしていると審査が有利になる

地方銀行の口座を日常的に利用していると、その取引実績が審査において有利に働きます。

銀行は顧客の入出金履歴や取引パターンを把握しているため、信用力を高く評価しやすくなります。

例えば、日常的に給与振込や公共料金の引き落としなどを利用している場合、審査は通過しやすくなるでしょう。

消費者金融よりも金利(実質年率)が低い

地方銀行のカードローンは、一般的に消費者金融よりも低い金利が設定されています。

そのため、長期間の借り入れにおいても支払う利息を抑えることができます。

たとえば、消費者金融の上限金利が18%程度であるのに対し、地方銀行のカードローンは13~14.5%で設定されていることが多く、総返済額に大きな違いが生じます。

カードローン金利(実質年率)
アコム/アイフル3.0~18.0%
北海道銀行1.9〜14.95%
横浜銀行1.5〜14.6%
愛媛銀行4.4〜14.6%

総量規制の対象外なので年収の3分の1以上の借りられる可能性がある

総量規制は、消費者金融やクレジットカードのキャッシングに適用されますが、銀行のカードローンには適用されません。

そのため、地方銀行カードローンであれば、年収の3分の1以上の借り入れも可能で、必要な資金を確保しやすいというメリットがあります。

とはいえ、銀行としても貸し倒れリスクを避けるために、多重債務状態の人には新規の融資をすることはありません。

年収の3分の1に近づくと、新しく借り入れするのは難しいため、おまとめローンや債務整理を検討するべきでしょう。

地方銀行カードローンのデメリット

地方銀行カードローンのデメリット

一方で、地方銀行カードローンならではのデメリットもあります。

ここでは、地方銀行カードローンの一覧から、それぞれのデメリットに該当する銀行が全体の何%になるのかを合わせて紹介します。

全国対応している地方銀行が少ない(約75%)

地方銀行カードローンの大きなデメリットが、全国対応していない銀行が多いため、そもそも利用できないケースがあるという点です。

カードローンを提供している98行のうち、全国対応しているのは上記で紹介した25行で、約75%の地方銀行は全国対応ではありません。

とはいえ、選択肢は25個あることに加え、ご自身の居住地の地方銀行も利用できるため、選択肢としては豊富にあると言えるでしょう。

勤務先への在籍確認が原則行われる(約96%)

カードローンの審査では、申込内容の勤務先で本当に働いているかを確認するために、職場へ在籍確認の電話がかかってきます。

アイフルやプロミスなどの大手消費者金融では、在籍確認を電話ではなく書類で確認する方法をとっているため、原則として電話による在籍確認は行われません。

しかし、地方銀行カードローンで在籍確認を原則なしをしているのは、以下の4行のみです。

  • 北海道銀行カードローン
  • 北都銀行
  • 伊予銀行
  • 宮崎銀行

上記以外の地方銀行カードローンでは、100%ではないものの、ほとんどの確率で勤務先に電話がかかってきます。

在籍確認の電話を避けたいのであれば、上記の4行もしくは大手消費者金融を選ぶのがいいでしょう。

口座開設が必要な地方銀行が多い(約65%)

地方銀行カードローンは、本来はその銀行の口座を利用しているユーザーへのサービスのため、多くの地方銀行で口座開設が必要になります。

この口座開設で居住地が限定されていることがあるため、全国対応ではないカードローンが多いのです。

銀行口座を作ること自体に大きなデメリットはないですが、融資までに時間がかかる原因となっています。

無利息期間がない地方銀行がほとんど(約93%)

大手消費者金融を中心に設定されている無利息期間ですが、地方銀行カードローンだと5行のみとなっています。

  • 東京スター銀行
  • 愛媛銀行
  • 筑波銀行
  • 静岡銀行
  • 大東銀行

無利息期間は、「次の給料日には返済できる」という場面、金利負担なしで借り入れできる便利なサービスです。

長期の借り入れだと総支払金額に大きな差は出ないものの、短期融資を希望する場合は大きなデメリットになります。

審査時間が長く融資まで数週間かかることも

そして、消費者金融カードローンと比べた時の大きなデメリットが、審査時間です。

大手消費者金融だと、審査時間は数分から数十分、1時間以内には融資まで完了できるケースもあります。

しかし、地方銀行カードローンは数日から数週間かかることがほとんどです。

最短即日融資が可能な全国対応の地方銀行カードローンは以下の3行のみで、これらも審査状況によっては数日かかるケースもあります。

  • 愛媛銀行
  • 北海道銀行
  • 南都銀行カードローン

すぐに借り入れしたい場合は、大手消費者金融のカードローンを利用するのがおすすめです。

地方銀行カードローンの審査は甘い?ブラックや無職でも通る?

地方銀行カードローンの審査は甘い?ブラックや無職でも通る?

地方銀行カードローンは、消費者金融やメガバンクのカードローンと比較して、審査が甘いのではないかとお考えの方もいるのではないでしょうか。

結論、地方銀行カードローンの審査は甘くはありません。その理由について、ここでは詳しく解説します。

銀行系カードローンは審査が厳しい傾向

大前提として、銀行系カードローンの審査は厳しい傾向があります。その理由は、カードローンというビジネスモデルにあります。

カードローンを提供する金貸業者は、利用者から金利をもらうことで、利益を生んでいます。

金利が高いほど貸金業者の利益率が良くなりますが、消費者金融と比べて銀行系カードローンは金利が低いのが大きな特徴です。

そのため、銀行系カードローンは利益率が低く、債権(借金)を回収できばければ利益がすぐになくなってしまいます。

そういった背景から、金利の高い消費者金融よりも、金利の低い銀行系カードローンのほうが審査は厳しいとされています。

カードローンの審査難易度は、以下の順に厳しいと一般的に言われています。

  1. 銀行系カードローン
  2. ネット銀行カードローン
  3. 信販系カードローン
  4. 大手消費者金融
  5. 中小消費者金融

数日~数週間かけてしっかりと審査が行われる

デメリットでも解説した通り、地方銀行カードローンの審査はほとんどの銀行で数日~数週間かけて行われます。

消費者金融やメガバンクと比べて、審査に多くの人員を確保できていないという事情もありますが、審査は慎重に行われていると考えられます。

また、職場への電話による在籍確認も原則として行われるため、審査が甘いということはないでしょう。

アコムやアイフルなどが保証会社として審査を行っている

そして、地方銀行カードローンには、アコムやアイフルなどの消費者金融が保証会社として審査を行っているという背景もあります。

カードローンにおける保証会社とは、もしも契約者が返済できなかった場合に、銀行に対して弁済(代わりに支払い)する役割を持っています。

そのため、地方銀行カードローンの審査は、銀行に加えて契約している保証会社も、申込者の審査を行っているのです。

つまり、保証会社の審査に通る=保証会社の消費者金融の審査にも通ると言えるため、地方銀行カードローンだから審査が甘いということは無いと言えるでしょう。

地方銀行カードローンの申し込みから融資までの流れと必要日数

STEP
申し込み

まずは、希望のカードローンを選び、申し込みを行います。

全国対応の地方銀行カードローンであればWeb完結できますが、一部の地方銀行だと来店を求められるケースもあります。

自宅で申し込みから借り入れまで完結させたい場合は、ホームページに「Web完結」や「来店不要」と記載のある銀行を選ぶようにしましょう。

STEP
仮審査

多くの地方銀行カードローンの場合、審査が仮審査と本審査の2段階に分かれています。

審査内容は明かされておらず、銀行によっても対応は異なりますが、仮審査では収入や勤務先、借入希望額などをベースに最低限の審査を行います。

STEP
本人確認・在籍確認

仮審査を通過すると、本人確認や在籍確認が行われます。

本人確認は携帯電話もしくは自宅の固定電話に、在籍確認は勤務先へと電話がかかってきます。

在籍確認は、銀行名は明かさず担当者の個人名でかかってくることが多く、不在でも「〇〇は席を外しています」などの説明があった場合は、それで在籍確認は完了です。

STEP
本審査

本人確認や在籍確認が取れたあと、銀行と保証会社による本審査が行われます。

本審査では、信用情報機関へのデータベースのチェックが行われ、現在の他社借入状況や過去に金融事故(滞納や債務整理など)を起こしていないかなどが確認されます。

STEP
契約

本審査に通過すると、ようやく契約となります。

銀行にもよりますが、即日融資の地方銀行であればここまで数時間、時間のかかる銀行だと2週間以上かかるケースもあります。

契約は電話やメール、もしくは契約書の郵送などで行われ、庶流の返送が必要になるケースもあります。

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融資

契約完了後、カードレスのカードローンであれば、アプリから融資を受けることができます。

また、申込時に即時融資を希望している場合は、契約完了時に振り込みが行われるカードローンも一部あります。

カードレスではない場合、銀行からローンカードやキャッシュカードが郵送されてくるのを待ってからの融資となります。

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