SEO対策の中でもパンくずリストの設置は基本であり、ユーザーのためにも必ず行いたい施策です。
ですが、サイト運営者からはパンくずリストの設置が難しいと言った声も聞こえてきます。
本記事では、パンくずリストに関する基本的知識やパンくずリストにjavascriptを使う際の注意点について解説しますので、参考にしてください。
パンくずリストとは
パンくずリストとは英語で「breadcrumbs(ブレッドクラム)」と言い、パン粉、パンくずを意味します。
Webマーケティングの世界で使われるパンくずリストは、ページを訪れたユーザーに、現在自分がサイトの中でどこにいるのかを分かりやすく伝えるナビゲーションリストのことです。
パンくずリストは、通常ページの最上部に表示され、トップページを最上階する階層順にページを表示し、それぞれにリンクを設置します。
パンくずリストがあると、ユーザーは迷うことなくサイト内を移動することが可能になることから、ユーザービリティを高めると同時にSEO対策にもなります。
パンくずリストがあれば、検索エンジンのクローラーがサイト内をスムーズに巡回できるため、ページ内コンテンツを適切に評価することになり、その結果Googleからの評価も高まり検索結果に良い影響をもたらすのです。
パンくずリストを設置するメリット
上述の通り、パンくずリストはユーザーの現在地を視覚的に知らせる役割を担います。
サイトを訪れるユーザーは、毎回トップページからアクセスするとは限らないため、パンくずリストを設置する意味は非常に大きいです。
また、コンテンツが沢山ある比較的大きなサイトでは、階層も深くなることが多いです。
コンテンツが充実しているサイトは、読み応えがあり魅力的な反面、階層が深くなりすぎるとユーザーが自分の位置を見失いがちになります。
そのような大規模サイトの場合に、パンくずリストはユーザーの大きな助けになるのです。
そして、パンくずリストはGoogleの検索結果画面上にタイトルの下部に表示されることから、サイトを訪れる前段階で、ユーザーに目的のページへたどり着きやすくする効果もあります。
その他にも、階層を示すテキストにはリンクを設置(アンカーテキスト)することでSEO対策にもなるのです。
アンカーテキストにキーワードを含むことで内部リンクが整備され、ユーザービリティを重視するGoogleアルゴリズムからも高評価を獲得できます。
javascriptでパンくずリストを設置する際の注意点
Webサイト構築をある程度経験積まれている方の中には、javascriptで動的なパンくずリストを設置してみたい方もいらっしゃるでしょう。
ですが、javascriptでパンくずリストを設置する際には注意が必要な点があります。
Googleで javascript の実行は可能ですが、認識が遅れる場合があるのでパンくずリストを設置する際は、テキストで記述することを推奨します。
また、Googleのクローラーにパンくずリストを認識させる手助けを行うため、構造化データでもパンくずリストを記述しましょう。
構造化データは、検索エンジンがページ内の情報を認識しやすくするようマークアップ行うことで、リッチスニペットとして検索画面に表示されるという特徴があります。
そして、構造化データはjavascriptでは記述が出来ないので、テキストを用いなければなりません。
以上のことから、SEO的な観点で見ると、パンくずリストの設置にjavascriptは使わないほうが賢明です。
まとめ
Webサイト運営には欠かせないのがパンくずリストです。
ユーザーがどのページにいるのかを視覚的に素早く伝えることができ、クローラーの巡回速度を高める効果があるので、数ある内部SEO施策の中でも重要になります。
また、パンくずリストを導入する際の注意点としては、javascriptを用いずテキストでの記述をお勧めします。
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パンくずリストはクローラーにサイト構造を理解させるうえで必須の要素となります。
基本的にはPC、スマホどちらにおいても設定し、合わせて構造化データでマークアップを行うことが推奨されます。
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