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Googleポリシーオフィスアワーまとめ(2022年12月22日)

2024年6月26日

ねぎお社長 (根岸雅之)

12月22日にGoogleポリシーオフィスアワーが開催されました。
いつものようにGoogleの金谷さんとあんなさんが回答した内容をまとめました。

Googleからのお知らせ

Google検索の仕組みと検索結果について

https://developers.google.com/search/docs/fundamentals/how-search-works?hl=ja

Google検索の仕組みドキュメントにマンガが追加されています。

グローバルでは初めてではないが日本では初めての取り組みとのこと。
周りの人にも広めてほしいとのことです。

Google検索ステータスダッシュボード


https://status.search.google.com/?hl=ja

Google検索に何かあったかどうか、何かおかしいのではないかと思ったときにぱっと確認できるダッシュボード

Google検索ダッシュボードに関するドキュメントはこちら
https://developers.google.com/search/help/status-dashboard?hl=ja

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Google検索ランキング

自分が思っているトレンドと実際の検索のトレンドのギャップを意識するいい機会かもしれない

Q&A

AMPページの削除のベストプラクティス

AMPが正規ページとして運営されている場合の削除方法について、現在AMPで使われているURLをそのまま使いたい場合どうすればよいのか
非AMPページを同じURLで公開するとペナルティを受けてしまうなどあるのか

通常のウェブページと同じ対応にすればよい
非AMPページをそのまま公開してもペナルティを受けることはない

ドメイン変更の流入への影響

リダイレクト誘導をかけてドメイン変更を行ったが、検索からの流入やGoogleアプリでのコンテンツレコメンド(※注:おそらくdiscoverのこと)にも表示されない

サイトの移転は適切に行われているようであった
サイトの規模が大きいので時間がかかっているが検索流入は徐々に増えているようだ

Discoverについてはどういったことをトリガーとしているか、対象にしているかについては公開していないのでお伝えしにくい
現在のサイトに注力することでいずれ取り上げられると思われる

旧サイトのインデックスが残っているかどうかを調べたり新サイトのインデックスされていないページを調べたりしてみるとよい

Search Consoleの「上位のリンク元サイト」

実際にはリンクされているが、Search Consoleの「上位のリンク元サイト」に表示されていないリンクがあるが、実際には評価されていないということなのか

すべてのリンクが表示されているわけではないので、評価されていないとは限らない

site:検索結果でのタイムラグ

新規記事を公開後Search Consoleでインデックス登録されていることが確認されているのに、site:検索をしても検索結果に表示されないことがある
8月頃のデータセンター火災は関係あるのか

site:検索は参考として簡易的に確認するのに使うとよい
サーチコンソールでインデックスされているのであれば問題ない
データセンターの件は関係ない

大量の作品詳細ページが検索結果から消えた

数十万単位の作品詳細ページが検索結果から消えてしまった
URL Inspectionでは”URL is on Google”と表示される

このケースではすべてセーフサーチの対象となっていたので、確認に使用したブラウザのセーフサーチはONになっていたと考えられる

noindexを設定したページでインデックス登録

何年から前からrobots.txtによるクロール遮断とnoindexの処理を入れているページがインデックスされている

noindexが入っているページはクロールできないため、noindexが入っていることがわからず、他かからのリンクなどによってページを発見し、インデックスしている
robots.txtを解除して一度クロールさせるとよい

同じ動画コンテンツでのインデックス処理の差

2つのページにまったく同じHTMLコードでYouTubeのショート動画を埋め込んでいるが、片方のページではインデックスされ、もう一方は「ページ上で視認性の高い動画は検出されませんでした」と表示されインデックスされない

このケースではどちらの動画もインデックスされていた
処理に時間がかかっている、レポートのタイムラグの可能性もある

モバイルユーザビリティでエラーを検出

スマートフォン実機で確認しても問題ないのにSearch Consoleではモバイルユーザビリティエラーが検出され、スクリーンショットでもエラーとなる
どのように対応すればよいのか
このサイトではダイナミックレンダリングを採用している

このサイトではJavaScriptなどがタイムアウトしている
ダイナミックレンダリングのドキュメントをもとに修正するとよい
なお、ダイナミックレンダリングは現在推奨されていないため、余力があれば別の実装に変更するとよい

参考
ダイナミック レンダリングを実装する

Publisher Policy

バナー広告に隣接する「×」ボタンの設置

バナー広告に隣接する「×」ボタンを設置し、広告の削除に誘導するアプリを見かけるが、ポリシーの観点から問題あるのか

ポリシー違反には当たらないが、実装方法に注意してほしい
×ボタンが近い場合広告の偶発的なクリックにつながりポリシー違反となる可能性がある

ページ内に広告の削除リンクを含む項目を作成するとよいのではないか

おわりに

次回は2023年1月12日(木)予定とのことです。

あんなさんのコメント

シンガポールのサーチセントラルライブやPE(プロダクトエキスパート)サミットのようにFace to Faceで直に会って話をする機会があるといいなと思う

マンガコンテンツのように初心者やなじみのない方にもわかりやすく伝えていきたい

金谷さんのコメント

ポリシーオフィスアワーではポリシーに関する質問が少ないが、イベントに顔を出すとかなりの質問がある
社内やチームの人にも広めてほしい

基本的な情報の発信も大事だが伝え方は変えていかなければいけない
よいコンテンツを作るというだけでは抽象的すぎて伝わらない
よいコンテンツとは何かを突き詰めて考える必要があるし、考えている方は強いと思う
よいコンテンツを評価・判断し、Googleに伝えることも重要

Googleポリシーオフィスアワーの質問受付フォームはこちら
質問フォーム(Google ポリシー オフィスアワー)
※ランキングに関する質問には基本的に回答されないので注意

過去のオフィスアワーまとめ一覧
https://www.sakurasaku-marketing.co.jp/labo/blog-tags/webmaster-office-hour

前回のオフィスアワーまとめ
https://www.sakurasaku-marketing.co.jp/labo/blogs/google-policy-office-hour-20221124

執筆者 / 監修者

サクラサクマーケティング
株式会社

取締役 社長

ねぎお社長 (根岸雅之)

ねぎお社長 (根岸雅之)イラスト

サクラサクマーケティング株式会社 取締役社長 COO

1980年生まれ 大学卒業後、一貫して、広告・マーケティング業界に身を置く。2006年にSEM コンサルタントとして、インターネット総合代理店、株式会社オプトに入社。リスティング、ディスプレイ広告の運用から、SEOの施策提案など主にキーワードマーケティング領域に特化した業務に従事。同年10月に株式会社ブルトア(現サクラサクマーケティング株式会社)に転職。入社後は、営業をはじめ、SEOコンサルティング、新規事業開発、自社マーケ、人事、財務と幅広い領域を経験し、営業部長、執行役員、取締役と経て、2015 年に社名変更とともに取締役社長に就任。

SEOコンサルタントとして大規模サイトから新規サイトまで、売上向上に繋がるコンサルティングを武器に200サイト以上の実績。2023年には『なぜほとんどコンテンツマーケティングは失敗に終わるのか?』を執筆。ねぎお社長のSEOチャンネルをはじめ、YouTube、メルマガ、SNを通じて積極的に情報発信。

◇ 出版書籍

◇ 情報発信

◇ 掲載メディア

◇ 共催セミナー歴

  • オウンドメディアの成功事例とSEOを支える運用型広告の活用
  • 今日から始められるWebマーケティング~コンテンツマーケティングとGoogle マイビジネス~
  • GMO TECH × サクラサク共催セミナー~テクニカルSEOとコンテンツマーケ~
  • リモート環境下においても売上・利益が成長し続ける組織創りと営業戦略

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