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【成功事例】メルマガ開封率を350%アップさせた3つの改善ポイント

2024年6月24日

ねぎお社長 (根岸雅之)

こんにちは!サクラサクマーケティングの鶴野です。
今回は、突然メルマガの担当になり、何から手を付けたらよいのか分からないという方に向けて、メルマガ開封率を上げるポイントをお伝えします。

特にメルマガの担当に初めてなったという方は、下記のような悩みが多いのではないかと思います。

・経験がない自分にメルマガを取り扱う資格はないのでは?
・ユーザーが見てくれなくなったらどうしよう…
・社内にノウハウがなく何をすればいいか分からない!

実は私自身もメルマガの運用は未経験で担当になったため、どのように配信していけばよいのか分からず、初めは前任が作ったテンプレートを使い回していました。ですので、その不安はすごくよく分かります。はたして自分に成果がでるメルマガ運用ができるのか、とても不安になりますよね。

今回はそんな方々に向けて、メルマガにおいて基本となる3つのポイントをご紹介します。どれも基本的なものですので、まずはしっかり押さえておきましょう。

一般的に、メルマガ開封率は10%前後にとどまると言われています。実際、私がメルマガ担当になった当初の開封率は5.72%でした。

しかし、以下の3つのポイントを改善することで20.14%まで上がり、結果的に改善前と比べて350%開封率を上げることができました。
メルマガの開封率・URLクリック率・CV率は効果測定には欠かせない指標です。最終的にはCV率を上げることが重要ですが、まずは入り口となる「開封率」を上げることが第1歩となります。

メルマガ素人の私が3つのポイントを改善しただけで改善率350%!

それでは、メルマガ担当となり右も左も分からなかった私が、どのように改善して開封率を上げたのか、3つのポイントに分けてご紹介していきます。

タイトルの改善

下記2つのタイトルはセミナーを集客するために配信したメルマガです。訴求する内容はほぼ同じですが、開封率と申込み者数に大きな差がでています。

<変更前>
タイトル:【SEOトレンドセミナー】ウェブ集客の成功事例・最新ノウハウを大公開!
開封率:1.4% 申込み者数:0名

<変更後>
タイトル:【受付終了】やばい、セミナーに続々と申し込みが。
開封率:21.21% 申込み者数:3名

当初は前任に倣い、タイトルにセミナーのテーマや日時を記載するメルマガが多かったのですが、タイトルをユーザーの興味を惹くように変更したところ、開封率が大きく上がり、参加者を増やすことに成功しました。

特に、セミナーに誘致するようなメルマガは「残席残り僅か」など緊急性を煽るような語句も開封されやすいです。また【満員御礼】や【速報】を入れたタイトルは開封率が高い傾向があります。メルマガがクリックされるか否かは、タイトルで決まるといっても過言ではありません。

メルマガは基本的に必ずしも読まなくていいメールです。そのため、「読みたくなるメール」に変える工夫が非常に重要になります。せっかく配信したメルマガを無意味にしないためにも、ユーザーが思わずクリックしてしまうようなタイトルを考えてみましょう。

配信時間の検証

メルマガは、ユーザーがどの時間帯に読むのかを知ることで開封率が大きく変わってきます。

メルマガ配信時間
(画像のタイトル:メルマガ配信時間の分布図)

上記グラフは弊社メルマガの配信時間の集計データです。平日の朝7時半~夕方18時まで30分おきに配信いたしました。この結果は、試行回数は少ないものの、朝の時間帯に低い開封率が集まっており、午後の時間帯では開封率の高い結果が集まっています。

おそらく、弊社のメルマガ読者は、ランチタイム後に一息ついている時や、仕事に取り掛かる際にメールをチェックしているケースが多いのではないかと予想できます。なお、メルマガの内容や曜日によってもこの開封率と時間帯の関係は変わってくると思います。

弊社の結果はあくまで一例として、自社のメルマガが開封しやすい時間を仮説立て、検証することが大事です。そこから最適な配信時間を見つけていきましょう。

配信頻度の変更

配信頻度をどうすればよいのか不安に感じる方も少なくないかと思います。私は担当になった当初、メルマガユーザーに定期的に弊社のことを思い出して頂くために、月10本ペースで配信するように指示されました。

担当前は月に大体5~6本ペース送っていたので、ほぼ倍のペースで配信することになります。配信内容には困らなかったものの、頻度を上げることでユーザーの登録解除数が増えてしまうのではないかという不安がありました。
登録解除数の推移
(画像タイトル:メルマガ登録解除数の推移のグラフ)

上記のグラフは2018年9月からの登録解除数の推移です。
矢印が指す2019年10月から配信頻度を上げています。登録解除数は一定数あるものの、頻度が増えたことで急に解除数が増えるということはありませんでした。

また、登録者数も日を重ねるごとに増えているので、弊社の場合は月10本に配信ペースを増やしても解除数に影響を与えないことが分かりました。つまり、配信頻度を増やしたからといって必ずしもユーザーが離れたりするわけではないということです。

◇配信頻度には、一般的に次のようなパターンが挙げられます。
・毎日配信
・週1配信
・月1配信
・不定期配信

企業のメルマガの情報量によって配信頻度は様々であり、どれも間違いではありません。
配信頻度を考えるうえで重要なことは自社のメルマガに適したペースを見つけることです。

どんなにメルマガの開封率が高くても、配信量が多すぎるあまり、ユーザーに登録を解除されたり、作成側としても配信する情報が枯渇してしまうのはなるべく避けたいですよね。

届けたい内容やユーザー層によって、最適な配信頻度は変化するので明確な答えはそれぞれです。自社とユーザーに合わせた配信頻度を検証してみましょう。

まとめ

以上、マーケティング未経験だった私が、メルマガ開封率を上げたポイントを3つに分けて紹介しました。

企業によってメルマガのタイプは異なると思うので、今回の内容がどの企業のメルマガにも通用するとは限りませんが、検証&改善を繰り返す考え方は同じです。

まずはどういったタイトル・配信時間・配信頻度が自社のメルマガにとって最適なのか、考え、最適なメルマガスタイルを確立させましょう!

この記事が、当初の私と同じようにどこから手を付けたらよいのか悩んでいる方の参考となれば幸いです。

なお、弊社サクラサクマーケティング株式会社では、今回ご紹介したようなメールマーケティングのお手伝いもさせていただいております。開封率に伸び悩んでいる方はお気軽にご相談くださいませ。

▼お問い合わせはこちらから
https://www.sakurasaku-marketing.jp/contact/

執筆者 / 監修者

サクラサクマーケティング
株式会社

取締役 社長

ねぎお社長 (根岸雅之)

ねぎお社長 (根岸雅之)イラスト

サクラサクマーケティング株式会社 取締役社長 COO

1980年生まれ 大学卒業後、一貫して、広告・マーケティング業界に身を置く。2006年にSEM コンサルタントとして、インターネット総合代理店、株式会社オプトに入社。リスティング、ディスプレイ広告の運用から、SEOの施策提案など主にキーワードマーケティング領域に特化した業務に従事。同年10月に株式会社ブルトア(現サクラサクマーケティング株式会社)に転職。入社後は、営業をはじめ、SEOコンサルティング、新規事業開発、自社マーケ、人事、財務と幅広い領域を経験し、営業部長、執行役員、取締役と経て、2015 年に社名変更とともに取締役社長に就任。

SEOコンサルタントとして大規模サイトから新規サイトまで、売上向上に繋がるコンサルティングを武器に200サイト以上の実績。2023年には『なぜほとんどコンテンツマーケティングは失敗に終わるのか?』を執筆。ねぎお社長のSEOチャンネルをはじめ、YouTube、メルマガ、SNを通じて積極的に情報発信。

◇ 出版書籍

◇ 情報発信

◇ 掲載メディア

◇ 共催セミナー歴

  • オウンドメディアの成功事例とSEOを支える運用型広告の活用
  • 今日から始められるWebマーケティング~コンテンツマーケティングとGoogle マイビジネス~
  • GMO TECH × サクラサク共催セミナー~テクニカルSEOとコンテンツマーケ~
  • リモート環境下においても売上・利益が成長し続ける組織創りと営業戦略

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