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こんにちは。
サクラサクマーケティング株式会社 社長のねぎおです。
さて2024年が早くも数か月経過しましたが、検索結果を見ているとこんなタイトルをよく目にしませんか?
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このキーワードに限らず、やたらと“最新”という言葉が目につきます。
また、日付だけ変えたり、タイトルだけ変更したりして、毎日ひたすら更新をしている記事・サイトも目にします。
なぜ、こんなことをするのでしょうか?
それは間違いなく
“SEOにおいて情報の新鮮さ(フレッシュネス)が有効に働くと信じているから”
に他ならないと思います。
Googleは昨年、下記の公式文章内を更新して、下記のテキストを追加しました。
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■有用で信頼性の高い、ユーザー第一のコンテンツの作成
https://developers.google.com/search/docs/fundamentals/creating-helpful-content?hl=ja
・追加1
コンテンツを実質的に変更していないにもかかわらず、ページを新鮮に見せるためにページの日付を変更していますか。
・追加2
なんらかの方法でサイトを「新鮮」に見せれば全体的な検索ランキングが向上すると信じて、大量の新しいコンテンツを追加したり大量の古いコンテンツを削除したりしていますか(そのようなことをしてもランキングは向上しません)。
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このあたりは、まさにフレッシュネス目的の施策に対するGoogleの警鐘だとねぎおは感じます。
さて、では“新鮮さ”はユーザーにとって必要が否か?という観点で考えてみたいと思います。
皆さんが検索時に、検索結果に“新鮮さ”を求めるときと不要なときでは、キーワードにどのような違いがあるでしょうか?
■フレッシュネスニーズあり
- ニュース
- 天気
- 株価
- トレンド(最新のアイテム等)
- 更新情報が見たいもの
■フレッシュネスニーズなし
- 言葉の意味
- 事実確認
- 指名ワード
ニーズの有無でざっくりと分けてみましたが、中には中間に位置するキーワードなどもあると思います。
ユーザーが求めていることにコンテンツがマッチしていることを“Needs Metが高い”と、Googleは定義しています。
ユーザーが新鮮さを求めているキーワードに対しては、やはりコンテンツ側に最新性は必要ですし、上位表示につながると思います。
一方で、最新っぽくすれば上がるという上辺だけの施策(日付のみ変更、タイトルのみ変更)などはアルゴリズムに淘汰されますし、もしかすると検索エンジンを欺く行為として、スパム扱いになる可能性もあるかもしれません。
ユーザーの検索行動は常に変動する生き物のようなものです。
ツールでお馴染みの「月間検索回数」という1軸だけでは捉えられません。
- 検索回数の急変(急上昇)
- 1ユーザーあたりの頻度(毎日、毎時間)
- 関連ワードのパターンや広がり
これはねぎおの仮説でしかありませんが、Googleは膨大なデータを学習して、
そのユーザーが、そのキーワードに何を(フレッシュネスも)を求めているかを理解しているのだと思います。
では、コンテンツ制作側はこのユーザーニーズを満たすためにどうすればいいでしょうか?
もちろん、日付やタイトルだけを更新しないでくださいw
その新鮮さのニーズに応えるための仕組みや体制を整え、コンテンツに実装していくことが肝だと思います。
“コンテンツ=記事(文字)”ではありません。データ・グラフ・表・数値、すべてがコンテンツです。
またコンテンツを見せる順序、流れはどうでしょうか?
新鮮さを求めるユーザーに対して、まず見せるべき情報はなんでしょうか?
そんなことを考えていくと、ページ内の構成や内容などに自ずと正解が見えてくるかもしれません。
では、また!