ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この記事は、「ねぎお社長のSEOメルマガ」をメール配信したものを記事にしております。
ねぎお社長のSEOメールマガジン無料購読はこちら
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
こんにちは。
サクラサクマーケティング株式会社 社長のねぎおです。
前回のメルマガで、Googleの特許について取り上げました。
※読んでいない方は、ラボブログにアーカイブを残していますので、是非ご一読ください
https://www.sakurasaku-marketing.co.jp/labo/blogs/mail-magazine14
購読者数は既18000人を突破!
SEO業界20年のねぎお社長が最新情報、ノウハウ、考え方などこのメルマガでしが入手できない情報を配信。SEO,コンテンツマーケティングで売上を上げたい方は、是非、ご購読下さい。
詳細はこちら
この記事の内容は、以下の動画でもご覧いただけます。
さて、今日はGoogleの特許の具体例をピックアップして、SEOの施策や戦略に繋げていきたいと思います。
今日取り上げる特許はこちら
Ranking documents based on user behavior and/or feature data
https://patents.google.com/patent/US8117209B1/en
SEOに詳しい方であれば、“Reasonable surfer model(リーズナブルサーファーモデル)”という言葉を聞いたことがあるかもしれません。
この内容を理解すると自社サイトのSEO施策、またCROにと、非常に参考になります。
詳細を全部説明するには非常に難しい内容にですので、ねぎおなりにわかりやすく解説させていただきたいと思います。
大前提として、PageRankというGoogleの特許はご存知かと思います。
PageRankとは、サイトやページのスコアを他サイト・他ページからのリンクの質や量で測る指標のことです。
この概念により、SEOにおいては“リンク”の重要性がランキング要因の上位に君臨しています。
さて、このPageRankの論文内では“ランダムサーファーモデル”という言葉が使われています。
インターネットユーザーの85%はサイトのリンクを辿って、ウェブページを見る。
そして、リンクをランダム(無作為)にクリックする中で、どのページを見ている確率が高いか?
それがPageRankという指標です。
つまり、多くのサイトからリンクされており、リンクを通じて戻ってくる可能性が高いサイトは、PageRankが高いということになります。
この“ランダムサーファーモデル”をアップデートしたものが、“リーズナブルサーファーモデル”です。
これは、サイト内でどのリンクがクリックされやすいかをアルゴリズムを使って計算し、リンク先のページへ引き渡してリンクジュース(リンクのパワー)の配分を変更するという考え方です。
わかりやすく、と言っておきながら、少々難しくなってきましたw
もっと噛み砕いていきたいと思います。
自社サイトで考えてみてください。
1つのブログの記事ページがあるとします。このページには多数のリンクが設置されています。
- ロゴ
- グローバルナビ
- コンテンツ内の参照リンク
- CTA(申込ボタン)
- サイドバー
- パンくず
- フッターリンク など
“リーズナブルサーファーモデル”では、このページの関連性やページ内容を理解し、またリンクされやすい特徴(アンカーテキスト、文字サイズ、色、画像、前後の文章など)からクリックされやすいリンクの重要性を理解して、計算しているのです。
例えば、利用規約やサイトポリシーのリンクはサイト構成上、必要かもしれませんが、あまり重要ではないと言えます。
それに対し、ブログ記事内に出現した用語の解説ページや詳細ページへのリンクは、重要性が高くなります。
こうした考え方を理解すると、自社サイトの内部リンクの設置方法にも、改善の余地が見えてくると思います。
最後にお伝えしたいのですが、Googleの特許やアルゴリズムから施策を考えましょう!という話ではなく、Googleはユーザー行動をアルゴリズムを使って研究しています。
だからこそ、サイト運営者側の我々はユーザー行動に徹底に追従して、施策へと繋げる必要があるのです。
では、また!