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こんにちは。
サクラサクマーケティング株式会社 社長のねぎおです。
さて、3月5日、ビックニュースが舞い込んできました。
◆コアアルゴリズムアップデート発表
https://x.com/googlesearchc/status/1765060149662920747?s=20
2024年初となるコアアルゴリズムアップデートが実施されました。
今回のメルマガでGoogleからの発表をわかりやすく整理してお伝えしたいと思います。
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この記事の内容は、以下の動画でもご覧いただけます。
今回Googleから発表された内容は大きく4点です。
【1】2024年3月コアアルゴリズムアップデート実施
【2】2024年3月スパムアップデート実施
【3】スパムポリシーの更新(3つの新たなスパム手法を提示)
【4】品質評価ガイドラインの一部刷新
4つの発表がありましたが、いずれの内容も個々で実施されるものというより、Googleの明確な方針に基づいて、連動した取り組みになっています。
それは、ユーザーに役立つコンテンツを評価し、SEOの為だけにつくれられたコンテンツを駆逐することです。
そして今回の一連の取り組みで、検索結果から40%もの低品質コンテンツが消滅するとGoogleは予測しています。
【1】コアアルゴリズムアップデート
今回、Googleは通常のアップデートよりも、複数のシステムに対して、複雑な変更を実施すると明言しています。
そしてこれまで独立したシステムであったヘルプフルコンテンツアップデート(HCU)がコアアルゴリズムに組み込まれました。
通常は2週間前後でロールアウトするアップデートですが、複雑な処理をしているということで約1ヵ月を予定しているとのことです。
【2】2024年3月スパムアップデート実施
【3】スパムポリシーの更新(3つの新たなスパム手法を提示)
この2つは同時に解説していきたいと思います。
Googleは今回、3つの手法を新たにスパムとして提示しました。
◆期限切れドメインの悪用(中古ドメイン)
期限切れドメイン名を購入し、主にユーザーにほとんど価値を提供しないコンテンツをホストすることで検索ランキングを操作するために再利用すること
◆大規模なコンテンツの乱用(自動再生コンテンツ※AI生成を含む)
検索ランキングを操作することを主な目的として、多くのページを生成すること(ユーザーの為ではなく)
◆サイトの評判の悪用(寄生サイト)
ファーストパーティのサイトのランキングシグナルを利用して検索ランキングを操作することを目的とした、サードパーティのページが、ファーストパーティの監視や関与がほとんどない、または全くない状態で公開されることを指します。
いずれの手法もSEO界隈では改善の声が上がっていた裏技的な手法ですが、Googleはこの大きな3つの問題に関して、
大鉈を振った形となりました。新たなスパムと提示したうえで、合わせ技でスパムアップデートを発動させたわけです。
このうち寄生サイトのみは、サイトオーナーに対して、
修正や改善の猶予を与えるということで2ヵ月後の5/5以降にスパムアップデートの処理を開始するとのことです。
【4】品質評価ガイドラインの一部刷新
そして、上記の新たなスパムの公表に合わせて、品質評価ガイドラインも一部更新されました。
- Updated characteristics of untrustworthy pages and added illustrative examples
(信頼できないページの特徴を更新とサンプルの追加)
>今回のアップデートに関するFAQ
https://developers.google.com/search/blog/2024/03/core-update-spam-policies
さて、これだけ大きな発表があったのですが、Google本国アメリカではさらに衝撃的なことが起こっています。
手動ペナルティの発令されたサイトが多数報告されているとのことです。
手動ペナルティというのは、いわゆるGoogleからのレッドカードを意味します。
大規模なコンテンツの乱用(自動生成コンテンツ)しているサイトが対象となっているようで、
全ページインデックス削除という最も重い処罰を受けているサイトもあるようです。
>参考
https://www.seroundtable.com/google-manual-actions-spam-policy-updates-37016.html
ここからは完全にねぎおの私見ですが、日本と米国では施策やスパムの感覚や手法にかなり差があると感じます。
日本だと、アフィリエイターか一部の企業くらいしか無茶な施策をやらないイメージですが、
米国だとメディア、ECサイト、BtoBサイトなども、ペナルティぎりぎりのラインをガンガン攻めている印象です。
また米国はchatCPTの取り組む速さ、英語故に(日本語よりも)不自然さの無さから、
大量にAIコンテンツを投下しているサイトが日本より圧倒的に多いようです。
今回のスパム強化で40%の低品質コンテンツが消えるとの予測ですが、日本市場ではそこまでいかないんじゃないかと思います。
また、Googleからすると誤爆が怖いことも先行して、手動ペナルティで対応しているような話も聞きました。英語圏が先なので、日本市場は正直どうなるかわかりません。
ただ、まっとうにGoogleの原理原則を理解して、SEO施策、コンテンツ作成をしているサイトであればむしろ追い風になると予測しています。
さらに高品質なコンテンツをこだわって作っていく必要があるため、コンテンツ制作の需要も大きくなっていくと思います。
YouTubeでもコアアルゴリズムアップデート発表に関して解説しているので是非ご覧になってください。
>超速報&ビックニュース!2024年3月コアアルゴリズムアップデート襲来&スパムポリシーを公表!
https://youtu.be/k9GA0CfdUUQ
またXで随時、最新情報を展開していきますので、是非フォローよろしくお願いします。
https://twitter.com/negiosakurasaku
では、また!