ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この記事は、「ねぎお社長のSEOメルマガ」をメール配信したものを記事にしております。
ねぎお社長のSEOメールマガジン無料購読はこちら
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
こんにちは。
サクラサクマーケティング株式会社 社長のねぎおです。
2024年より新NISAが始まりましたね。皆さんも始めましたか?
新NISAは家計の安定的な資産形成が目的と言われていますが、金融資産は長期で複利の力を使うことで大きなリターンを得ることができます。
複利は人類最大の発明と呼ばれており、相対性理論で有名なアルバート・アインシュタインはこんな言葉を残したそうです。
「複利は人類最大の発明だ。知っている人は複利で稼ぎ、知らない人は利息を払う」
さて、今日は積み立てや複利という話題から「コンテンツは資産なのか?」というテーマでメルマガを書きたいと思います。
購読者数は既18000人を突破!
SEO業界20年のねぎお社長が最新情報、ノウハウ、考え方などこのメルマガでしが入手できない情報を配信。SEO,コンテンツマーケティングで売上を上げたい方は、是非、ご購読下さい。
詳細はこちら
ねぎお自身も、セミナーやyoutubeの中で、こんなことを何度も語ってきました。
「コンテンツは貴社の資産になります。コンテンツは成果が出るまでに時間がかかります。
しかし、時間の経過ともに、コンテンツが積み上がり、集客力が右肩に上がり増えていきます。」
過去の発言を全て否定するわけではないのですが、2023年のコアアルゴリズムアップデートの傾向を見ていると
“コンテンツ=資産”という概念をアップデートする必要があるように感じます。
コンテンツ作成者側からすると、一度作ったコンテンツを修正したり、リライトしたりするのはなかなかしんどい作業だと思います。
修正するくらいなら、1から新規記事を作った方が楽、そう考える方もいるのではないでしょうか。
しかし、資産だと思っていた蓄積されたコンテンツが、実はサイト全体の評価をさげてしまっており、アルゴリズムアップデートで大下落をする、そんな事例が増えているように感じます。
上図のサイトは、2023年3月のコアアルゴリズムアップデートで大きくアクセスを失ってしまいました。
そして、こちらのサイトは2023年10月、11月と2か月連続で実施されたアップデートで下落傾向にあります。
この2つのサイトの特徴として、運営歴が5年以上あり、サイト内のコンテンツ数も500記事以上。
毎月新規記事を公開しており、その記事の内容もしっかり作り込まれている印象を受けます。
また、下落要因分析をしてみると、特定の記事やキーワード、カテゴリー等で下落しているのではなく、満遍なく各ページのアクセスがダウンしており、ドメイン全体の評価を下げられているような印象を受けます。
ここで、ドメインの評価を下げられたと諦めるのは簡単ですが、さらに深堀を調査を進めて、過去の古い記事をいくつか見てみました。
すると、これらのコンテンツは直近でリリースしたコンテンツに比べて、だいぶ品質が劣る印象をぬぐえません。
“コンテンツ=資産”という概念から、“コンテンツ=生もの”と考え方をアップデートする必要があるかもしれません。
作りっぱなしのコンテンツは生ものと同じく、腐敗するのです。
腐敗したコンテンツはそのページにアクセスを失うことはもちろん、そのサイト全体の低評価につながります。
ヘルプフルコンテンツアップデートに関して、Google公式文書では、下記のように記載しています。
“有用ではないコンテンツ自体だけでなく、そうしたコンテンツを比較的多く含むと判断されたサイトにあるコンテンツも、ウェブ上の他のコンテンツを優先して表示すべきと判断されて、検索での掲載順位が下がります。”
“有用ではないコンテンツがサイト内に多いと、シグナルの影響が強くなる場合があります。”
https://developers.google.com/search/docs/appearance/helpful-content-system?hl=ja
下落したサイトのコンテンツ内容と上記の内容を見ると、合点がいくと言わざるを得ません。
コンテンツの種別にもよりますが、コンテンツは資産ではなく“生もの”と考えると、保存方法の工夫や定期的なメンテナンスが不可欠だということです。
- 作りっぱなしのコンテンツ
- 一切、更新されないコンテンツ
- 古い情報が掲載され続けているコンテンツ
これらは資産どころか負債になります。
コンテンツを作成することはもちろん大事な施策ですが、今後は作成したあとに管理・メンテナンスを含めて、体制を築く必要があります。
言うは易く行うは難しですが、ねぎお自身も自戒し、自社のコンテンツの整理・改善に日々忙殺されていますw
では、また!