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こんにちは。
サクラサクマーケティング株式会社 社長のねぎおです。
3月初旬の2024年SEO業界に激震が走りました。
- コアアルゴリズムアップデート
- スパムアップデート
- 3つのスパムポリシーの更新
- 品質評価ガイドライン更新
- 手動ペナルティラッシュ
大きな5つの大きなイベントに共通していることは、“ユーザー視点でのコンテンツ品質”に他なりません。
そして、今回のメルマガでは、Googleの方向性に大きく関連していると思われる特許技術に関して解説したいと思います。
今回取り上げる特許は、2022年6月頃に承認されたこちら。
Contextual estimation of link information gain
https://patents.google.com/patent/US11354342B2/en
非常に難しい内容ですが、“An information gain score”というキーワードが重要な要素になってきます。
Googleはこちらの技術を使うことで、コンテンツや情報に対するオリジナル性やユニーク性を、インフォメーションゲインという指標でスコアリングすることができるのです。
“検索インテントを満たすコンテンツを作る”重要性は、皆さんも理解されているかと思います。
その中で、検索インテントを理解するために、検索結果(SERPs)を分析するという手法が一時期流行りました。
これは、実際に狙っているキーワードで上位表示しているサイトのコンテンツや文章を分析して、自社コンテンツを作る際に参考にするやり方です。
これをやり続けるとWEB上に類似したコンテンツがどんどん生まれ、さらに長文化が加速することになります。
実際、数年前の検索結果ではこのような課題を抱えていました。
Googleはインフォメーションゲインスコアを活用して、そのコンテンツのオリジナル性・ユニーク性がどの程度高いかを判断し、ランキング要因の参考にしている可能性があります。
今回のスパムポリシーで、大規模AI生成コンテンツは正式にスパムに判定されました。
AIが作り出すコンテンツも結局は、WEB上に存在するデータをもとに作成しますので、オリジナル性は低くなります。
また、便利なSEOツールやAIツールが考えた企画や構成も、WEB上の既存コンテンツをもとにしていれば同じことが起きます。
今回のアップデートで影響を受けた場合、まずはコンテンツ品質やコンテンツの作成方法を疑ってみてください。
インフォメーションゲインスコアがアルゴリズムに組み込まれているかGoogleは名言していませんが、その技術を持っているという事実は押さえたいところです。
その上で、今後ユーザー視点で役に立つコンテンツを作っていくためには、楽な近道はないと想定します。
SEOツールやSERPs、競合コンテンツなど、今まで分析の常識とされていたことと真逆にアプローチをする必要があるかもしれません。
ユーザーは誰か?ユーザーは何に困っているのか?
そして、そのユーザーを満たすためにどんなコンテンツを作るべきなのか?
ますます、SEOやコンテンツ制作の難度は上がっています。
専門性・ユニーク性・オリジナル性の高い高品質なコンテンツの作成でしたら、サクラサクに是非お任せくださいw
では、また!