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【業界別SEO探索:税理士・行政書士・弁護士などの士業系SEO】ーねぎお社長のSEOメルマガ vol.24

2024年6月25日

ねぎお社長 (根岸雅之)

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この記事は、「ねぎお社長のSEOメルマガ」をメール配信したものを記事にしております。
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こんにちは。
サクラサクマーケティング株式会社 社長のねぎおです。

本日は少しいつもとテイストを変えて、業界別のSEOのお話ができればと思います。
関連する業界の方やクライアントが該当する方は是非、ご一読ください。

初回は、税理士法人、行政書士、弁護士、会計士、社会保険労務士、司法書士など、いわゆる、お尻に“士”がつく士業と呼ばれる領域です。

サクラサクでも多くの士業系案件のコンサルや記事制作をサポートさせていただいています。
もちろん、士業のSEOと他領域のサイトで180度、考え方や施策が異なるわけではありません。

しかし、士業ならではのポイントを押さえておくことで、SEOの成果を倍増させることが可能です。
今日は5つのポイントに分けて、ねぎおがわかりやすく解説させていただきます。

この記事の内容は、以下の動画でもご覧いただけます。

専門性の強調

士業におけるトピックはほぼ全て、YMYL領域と呼ばれるかと思います。
YMYLとは、Your Money Your Lifeの略称で、ユーザーにとって影響度が高いトピックを指します。
そのため、このYMYL領域においては、よりEEATが高いサイトでないと評価されません。

※EEATとは( https://www.youtube.com/watch?v=dYZGgXPQl_Y

逆に言えば、この士業領域で戦えるのは国家試験をパスした士業のエキスパートに限られているとも言えます。
ですので、コンテンツを作る上でも、社内の最もEEATの高いスタッフの力を最大限活用することが勝ち筋になります。

では「EEATが高い」とはどういうことでしょうか?

  • 取得資格
  • キャリア&実績
  • 表彰、メディア掲載
  • 書籍出版の有無
  • 知名度&認知度
  • YouTubeやXなどSNSでの露出

これらをもとに社内で最も信頼性が高いスタッフをWEB上で全面に押し出すことは、非常に効果的です。
また、会社の代表が弁護士、税理士など資格保持者であるなら、さらに良いと思います。

一方で、影響力が高いスタッフほど本業で忙しく、WEBの施策に手が回らないケースも多いでしょう。
その場合は、最終的なコンテンツの監修やチェックなどにのみ関わってもらうなどの工夫が効果的です。

ファクトチェックの徹底(校正・校閲)

当然のことですが、間違った情報はユーザーに不利益を与えます。
特にYMYL領域であればなおのことですし、法律に関する情報に関しては、他テーマ以上に正確性が求められます。

事実と異なる情報、また法改正などによって、解釈が変わった内容が放置されていたり、最新の情報にアップデートされていなかったりすれば、そのコンテンツの評価が下がることはもちろん、サイト全体の信頼性を下げることにも繋がってしまいます。

「外注ライターに依頼したコンテンツに誤りがあった…」これでは済まされません。
よって、校正・校閲のフローを徹底すること、またリリースしたコンテンツの管理体制の徹底などが求められます。

ユーザー×サービス

  • どんなコンテンツを作っていけば良いのかわからない
  • 企画が思いつかない
  • コンテンツが成果(お問合せ)に繋がらない

士業に限らず、この手の悩みは尽きないと思います。
まず大前提として、

  1. 自社にとってのユーザー
  2. 獲得したい成果&サービス

この2点を明確にしましょう。

ここがはっきりしていないまま、ニュースやトレンド、検索ボリュームや競合の動向から戦略もなく、闇雲にコンテンツを作っていては、成果がでるどころかリソースばかり奪われてしまいます。

また、1記事に投下するコストに関しても、

  • 5万だったら安い
  • 10万は高い

と記事ベースで考えてしまいがちですが、その記事で「いくらの費用対効果が見込めるのか?」を算出してみてください。
1記事から月1件の月額10万の顧問契約が取れるとしたら、1記事10万は高いでしょうか?

コンテンツのポートフォリオ

自社が獲得したいユーザーを直球で刺せるコンテンツを作れれば最も費用対効果は高くなるわけですが、無論、ユーザーはいきなり貴社に全幅の信頼を置いて相談してくれるかといえば、そんなことはありません。

ユーザーが貴社サービスのCVに至るまでには、検索する様々なキーワードでユーザーのニーズを満たし続ける必要があります。
このユーザーが検索するキーワードの変遷を「カスタマージャーニー」と呼びます。

カスタマージャーニーに合わせて、どんなコンテンツを作っていくのか計画を立てましょう。
その上で、意識したいのが、コンテンツのポートフォリオです。
コンテンツを下記4つのタイプに分けて、考えてみてください。

  1. 自社サービスのCVに直結するキーワード:
    例 税理士 顧問契約、税理士 変更したい
  2. 法改正や新制度などのトレンドトピック:
    例 インボイス制度、コロナ事業再構築補助金
  3. 季節性があるトレンドのトピック:>
    例 年末調整、確定申告
  4. FAQや用語解説:
    例 損金 経費 違い

1~4のポートフォリオの中で、どのコンテンツを組み合わせて作れば貴社にとってのユーザーを最大限、かつ、最速で獲得できるか?
このあたりを戦略的に考えて、スケジュールを組んでいくことが重要になります。

SEOだけで完結させない

SEOはあくまでもWEB集客の1つの手段にしか過ぎません。
貴社の顧客にとって、税理士、弁護士、社労士を選ぶという行為は非常に重みにある選択です。
正直なところ、コンテンツのみでユーザーのエンゲージメントを高めることは困難です。

SEOを主客の窓口の中心に置きつつも、集客したユーザーのエンゲージメントを高めるための工夫や仕掛けを怠らないことが肝心です。

具体的には、

  • セミナー
  • 無料相談
  • YouTube展開
  • メルマガ配信
  • ホワイトペーパー

など、一度接触したユーザーとの関係性を築きながら、自社の信頼度を高めていく必要があります。

「SEOのコンテンツも作りながら、そんなに色々できない…」
こんな声も聞こえてきそうですが、これらの施策を単発で考えず、複合的に捉えて、施策展開をすることも考えてみてください。

SEO目的のコンテンツを作ったら、それをベースに動画を撮影する。
撮影で活用した資料をホワイトペーパー化する。

こんな工夫で、アウトプットできる情報は倍増していくはずです。

本日は、業界別SEO探索と題して士業に焦点を当て、SEOのポイントをメルマガにしてみました。
税理士事務所、弁護士事務所など、士業関係の方でSEOや記事制作にお困りの場合は、是非、サクラサクにご相談ください。

では、また!

執筆者 / 監修者

サクラサクマーケティング
株式会社

取締役 社長

ねぎお社長 (根岸雅之)

ねぎお社長 (根岸雅之)イラスト

サクラサクマーケティング株式会社 取締役社長 COO

1980年生まれ 大学卒業後、一貫して、広告・マーケティング業界に身を置く。2006年にSEM コンサルタントとして、インターネット総合代理店、株式会社オプトに入社。リスティング、ディスプレイ広告の運用から、SEOの施策提案など主にキーワードマーケティング領域に特化した業務に従事。同年10月に株式会社ブルトア(現サクラサクマーケティング株式会社)に転職。入社後は、営業をはじめ、SEOコンサルティング、新規事業開発、自社マーケ、人事、財務と幅広い領域を経験し、営業部長、執行役員、取締役と経て、2015 年に社名変更とともに取締役社長に就任。

SEOコンサルタントとして大規模サイトから新規サイトまで、売上向上に繋がるコンサルティングを武器に200サイト以上の実績。2023年には『なぜほとんどコンテンツマーケティングは失敗に終わるのか?』を執筆。ねぎお社長のSEOチャンネルをはじめ、YouTube、メルマガ、SNを通じて積極的に情報発信。

◇ 出版書籍

◇ 情報発信

◇ 掲載メディア

◇ 共催セミナー歴

  • オウンドメディアの成功事例とSEOを支える運用型広告の活用
  • 今日から始められるWebマーケティング~コンテンツマーケティングとGoogle マイビジネス~
  • GMO TECH × サクラサク共催セミナー~テクニカルSEOとコンテンツマーケ~
  • リモート環境下においても売上・利益が成長し続ける組織創りと営業戦略

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