ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この記事は、「ねぎお社長のSEOメルマガ」をメール配信したものを記事にしております。
ねぎお社長のSEOメールマガジン無料購読はこちら
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
本日は、米国で話題になっているスクープをメルマガにてお届けしたいと思います。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
Secrets from the Algorithm: Google Search’s Internal Engineering Documentation Has Leaked
(アルゴリズムの秘密:グーグル検索の内部エンジニアリング文書が流出)
https://ipullrank.com/google-algo-leak
An Anonymous Source Shared Thousands of Leaked Google Search API Documents with Me; Everyone in SEO Should See Them
(匿名の情報源から何千もの流出したGoogle検索APIドキュメントを共有された。)
https://sparktoro.com/blog/an-anonymous-source-shared-thousands-of-leaked-google-search-api-documents-with-me-everyone-in-seo-should-see-them/
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
この記事の内容は、以下の動画でもご覧いただけます。
要約すると……
Googleの内部ドキュメントが漏洩し、ランキングシステムに関する重要な詳細が明らかになりました。
この漏洩には、YouTube、Books、ウェブ検索などに影響する14,014の機能と2,596のモジュールが含まれています。
ドキュメントには「ドメイン権威」やクリックの使用など、Googleの公開声明と矛盾する情報が含まれ、内部の「siteAuthority」やクリックベースのシグナル(例:NavBoost)などの評価基準も明らかにされています。
これにより、SEO戦略の再考が必要になる可能性があります。
ということで、ブラックボックスとされていたアルゴリズムの仕様に関する内部文書が漏洩し、話題になっています。
特に、今までGoogleが公式には否定していた内容も多数含まれていることから、大きな波紋を呼んでいます。
一方で「そもそも本物の文書なのか?」、またあくまでも文書上の話であって、どこまで実際のアルゴリズムに組み込まれているのかは不明であることから「その信憑性はどうなのか?」と、議論の余地がある内容にもなっています。
とはいえ、SEOに携わっている人であれば、自身の施策や仮説の答え合わせの意味でも、こういった情報は気になるのではないでしょうか?
今回、漏洩した情報に記載のあったアルゴリズムの仕様に関して、いくつか確認してみたいと思います。
※もちろん、信じるか信じないかはあなた次第ですが……
ドメインの権威性
「siteAuthority」という指標が存在し、ドメイン全体の権威が評価する。
再ランキング機能(Twiddlers)
文書の情報取得スコアやランキングを調整する再ランキング機能が存在する。
NavBoostの存在
Googleは「NavBoost(Glue)」と呼ばれるシステムを使用し、クリックデータやユーザーエンゲージメントを解析して検索結果に反映。
マイナス評価
リンク不一致、ユーザー不満、製品レビュー、ロケーション、完全一致ドメイン、ポルノなどの理由でコンテンツが降格される機能が存在する。
著者情報(実在性)
Googleはコンテンツに関連する著者情報を保存し、エンティティがドキュメントの著者であるかどうかを判断。
新鮮さ
Googleは、コンテンツ内の日付データを参照。
変更履歴
Googleはインデックスした全ページのバージョンを保持し、変化履歴を把握。
Chromeブラウザの利用
GoogleはChromeブラウザを通じて得られるクリックデータを検索結果に反映。
ホワイトリストの使用
特定のホワイトリストがCovid-19、選挙関連などの検索結果に適用。
リンクの重要性
リンクの多様性と関連性が依然として重要で、PageRankは現在も存在。ウェブサイトのホームページのPageRankは、すべてのドキュメントに対して考慮。
成功したクリック
ランキングには成功したクリックが重要。(GoogleはbadClicks、goodClicks、lastLongestClicks、unsquashedClicksなどを使用して評価。)
ドキュメントの長さ
長いドキュメントは切り捨てられることがあり、短いコンテンツは独自性に基づいてスコア(0-512)を付与。また、YMYLコンテンツにもスコアを付与。
スモールサイト
小規模な個人サイトやブログのためのsmallPersonalSite。このようなサイトをTwiddlerによって押し上げたり、降格させたりできる可能性。
※一部、自動翻訳、CHATGPTを使用しています、詳細を知りたい方は該当の記事をご覧ください。
ねぎおのYouTubeやメルマガでも、ユーザー行動やクリックデータに関する言及をこれまでしてきました。
無論、今回のリークでSEOの根本的な施策や考え方が変わるわけではありません。
ただ、実際にGoogleが公で発言していることとアルゴリズムで使っている指標には、差異がある可能性が高いこともわかりました。
だからこそ、自分自身でデータを分析した上で仮説を立て、施策に落とし込むことが重要だと改めて感じました。
SEOは益々面白くなってきましたね。
では、また!