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【SEOトレンド】2024年今、SEOに何が起きてるのか?~ アップデート以降の傾向と対策~ーねぎお社長のSEOメルマガ vol.37

2024年7月22日

ねぎお社長 (根岸雅之)

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SEOをやっていく上で、自社サイトや競合の分析は非常に重要ですが、
Google自体のアルゴリズムの傾向や特徴を理解しておくことも非常に役立ちます。

とは言え、Googleの複雑なアルゴリズムを分析するのは難しいですよね。
我々のようなSEO専業の会社でも、おいそれとできることではありません。

そこで今日は、米国ニューヨークのSEOスペシャリストであるリリーさんが、Googleの傾向についてまとめてくれた記事をご紹介したいと思います。

参考
■SEO Visibility Shifts from Review Sites to eCommmerce & User-Generated Content Sites in 2024
https://www.amsive.com/insights/seo/seo-visibility-shifts-from-review-sites-to-ecommmerce-user-generated-content-sites-in-2024/

■Lily Ray
https://x.com/lilyraynyc

本記事では、2023年と2024年の検索結果を比較しながら、現在のGoogleのアルゴリズムを解析してくれています。

2023年と2024年の検索結果の変化

どのような変化が起きているかと言うと、

  • 役に立たないコンテンツ
  • 低品質なレビューサイト

が検索結果から除外され、その代わりに

  • 商品情報やレビューが充実したECサイト(AMAZONなど)
  • 信頼度の高いUGCサイト(redditやQuaraなど)

が台頭している傾向にあります。

その背景には、下記2つの大きな流れがあるとリリー氏は述べています。

1.アルゴリズム変動

2023年9月のヘルプフルコンテンツアップデート、そして、2024年3月のコアアルゴリズムアップデートによって、Googleは約45%の役に立たないコンテンツを削除しました。
また、3つのスパムポリシーの変更(具体的には、不正な中古ドメインの利用、大量の自動生成コンテンツ(生成AI)、サイト評判の不正利用)も、大きな影響を与えていると考えられます。

2.レビューシステム

こちらは、日本語では適用外のアルゴリズムになりますが、過去に7回にわたってレビューシステムアップデートを実施しており、低品質なレビューを判別することにGoogleは注力してきました。

・レビューシステムとは?
Googleのレビューシステムは、質の高いレビューに焦点を当て、専門家や愛好家による洞察や、独自の調査を含むコンテンツを評価します。

https://developers.google.com/search/docs/appearance/reviews-system?hl=ja
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この2つの動きによって、上記のように、検索結果の大きな入れ替わりが発生しているのです。
日本の検索市場においても、実際に同様のことが起きているのでしょうか?

下記、3つの有名なECサイト、UGCサイトのアクセス推移をみてみました。

確かに、2023年9月以降に顕著にアクセスを伸ばしています。

さて、この傾向を受けて、今後のSEO対策では何を意識すべきでしょうか?
ねぎおなりの結論は、次の3つです。

【1】独自性の重要性:体験・経験・調査

レビューシステムアップデートのGoogle公式文書の一つである“質の高いレビューを書く( https://developers.google.com/search/docs/specialty/ecommerce/write-high-quality-reviews?hl=ja)”に非常に多くのヒントが掲載されています。

レビューは「その長さではなく質と独自性を重視」すると書かれていますので、コンテンツを作る際に改めて「独自性とはなんなのか?」を考えていくことが、今後より重要になります。

【2】評判の重要性:ユーザー・世の中の評判

信頼度の高いUGCサイトが台頭しているということで、米国では、redditやQuaraが紹介されていましたが、これはこの2つのサイトがGoogleから特別優遇されているわけではありません。
「ユーザーがこの情報を求めている」というユーザー行動のデータがあるからこそ、評価を高めていると考えられます。日本でいうところの「Yahoo!知恵袋」ですね。

では、なぜYahoo!知恵袋は人気が高いのでしょうか?

そこには「ユーザーの評判=信頼性の高さ」が表れていると思います。サイト、サービス、企業とユーザーからの評判(信頼性)を獲得していくことが、リアルのビジネスはもちろん、SEOにおいても重要です。

【3】情報量:質と量

最後は情報量です。Googleは「ユーザーがそのサイトで目的を達成しやすいか否か」を評価軸に使っていると考えられます。
ECサイトであれば、物が買いやすいか否かが問われます。その際、商品画像の質と量、レビューの質と量、そしてサイトのアイテム数と品揃えも影響してくるわけです。
上記、【1】で挙げた独自性について、BtoB企業のサイトであれば実績や事例なども重要になります。そして、情報量もポイントになってくるわけです。

この3つは、以前からもちろん重要でしたが、改めて、Googleのアルゴリズムが進化すればするほど、本質が問われているように思います。
サイト、サービス、企業が本質的に良い情報提供・価値提供ができているかを、問われているように思います。

SEO、記事制作でお困りのことがあれば、サクラサクに是非お任せください。

では、また!

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https://www.sakurasaku-marketing.co.jp/labo/services/seo-consulting#sec9
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執筆者 / 監修者

サクラサクマーケティング
株式会社

取締役 社長

ねぎお社長 (根岸雅之)

ねぎお社長 (根岸雅之)イラスト

サクラサクマーケティング株式会社 取締役社長 COO

1980年生まれ 大学卒業後、一貫して、広告・マーケティング業界に身を置く。2006年にSEM コンサルタントとして、インターネット総合代理店、株式会社オプトに入社。リスティング、ディスプレイ広告の運用から、SEOの施策提案など主にキーワードマーケティング領域に特化した業務に従事。同年10月に株式会社ブルトア(現サクラサクマーケティング株式会社)に転職。入社後は、営業をはじめ、SEOコンサルティング、新規事業開発、自社マーケ、人事、財務と幅広い領域を経験し、営業部長、執行役員、取締役と経て、2015 年に社名変更とともに取締役社長に就任。

SEOコンサルタントとして大規模サイトから新規サイトまで、売上向上に繋がるコンサルティングを武器に200サイト以上の実績。2023年には『なぜほとんどコンテンツマーケティングは失敗に終わるのか?』を執筆。ねぎお社長のSEOチャンネルをはじめ、YouTube、メルマガ、SNを通じて積極的に情報発信。

◇ 出版書籍

◇ 情報発信

◇ 掲載メディア

◇ 共催セミナー歴

  • オウンドメディアの成功事例とSEOを支える運用型広告の活用
  • 今日から始められるWebマーケティング~コンテンツマーケティングとGoogle マイビジネス~
  • GMO TECH × サクラサク共催セミナー~テクニカルSEOとコンテンツマーケ~
  • リモート環境下においても売上・利益が成長し続ける組織創りと営業戦略

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