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ねぎお自身も自社サイトをはじめ、コンサルティング契約しているサイトのSEO施策の提案を日々しています。
本日はどんな思考法を持つことができれば、良い提案や施策が思いつくのかをメルマガにしてみたいと思います。
SEOは目的ではなく、手段
大前提として、SEOは目的ではなく、手段です。
目的や目標を明確にした上で、施策を考える必要があるのは当然です。
一方で、どこに課題があるのかを気づけるか否かが、良い施策を考える上でベースになってくるかと思います。
同じものを見ていても、経験値によって、見えてくる課題は違います。
また「見る」のではなく「観る」。仮説を持ってじっくり観ることができるか、ということもスキルの一つです。
その上で、今日はどのような思考を習慣づければ良いかを伝授させていただきます。
それは「様々な角度から自社サイトを観る習慣を付ける」ということです。
日々、同じデータやツールを観ることで得られる気づきももちろんありますが、
サーチコンソールだけ見ていても、気づかない・気づけないことも多々あります。
SEOの分析で言えば、サーチコンソールの検索アナリティクスをメインで見ているのであれば、
- サーチコンソール内の他のデータ(インデックス、エクスペリエンス、リンク)
- GA4(探索レポートをつかって複数の切り口で分析)
- 第三者のSEOツール(順位ツール、調査ツール)
- 実際に検索してみる(ビッグワード、スモールワード、指名ワードetc)
- 過去URLをクリックしてみる
- 外部サイトの参照URL etc
特に、実際のユーザーになったつもりで検索し、検索結果をみることで得られる情報や気づきは多々あります。
今朝も、エゴサーチ(ねぎお社長で検索)してみたことで、自社サイトの不備やエラーを発見することができました。
- あれ?なんでこのタイトルになってるの?
- ん?これ404になってるぞ……
- あ、このページ、インデックスされていない……
このように、1つ1つは小さなことかもしれませんが、点の気づきがサイト全体の課題につながっていくのです。
「コンサルタントが持つべき目」という話があります。
具体的には、鳥の目、虫の目、魚の目、そしてコウモリの目です。
聞いたことありますか?
鳥の目:大局を捉える力
鳥の目とは、広い視野で全体を俯瞰する視点を指します。プロジェクトやビジネス全体の流れ・方向性を理解し、大局的な視点から戦略を考える際に重要な視点です。
市場のトレンドや競合他社の動向を把握し、長期的なビジョンを持って施策が考えることが求められます。これにより、目指すべき目標や達成手段を明確にすることができます。
虫の目:細部にこだわる力
虫の目とは、細部に目を向ける視点を指します。具体的な問題や課題の原因を詳細に分析し、現場レベルでの改善策を提案する能力が求められます。
業務プロセスやデータの細部を徹底的に精査し、問題点を見逃さずに発見することが重要です。
細かな部分の改善が全体の成果に繋がることを理解し、具体的なアクションプランを提供することができます。
魚の目:変化を掴む力
魚の目とは、水中での視野が広く、上下左右に自由に動ける視点を指します。自社サイトの環境が常に変化する中で、柔軟に対応し、適応する能力が求められます。
市場や顧客のニーズの変化を迅速に捉え、新しいアイデアやアプローチを積極的に取り入れることが重要です。変化に対して敏感であり、競争力を維持するための戦略を提供することができます。
コウモリの目:不確実性の中でも答えを出す力
コウモリの目とは、暗闇の中でも方向や障害物を正確に把握できる視点を指します。情報が限られた状況や不確実性の高い環境でも、的確な判断を下す能力が求められます。
リスクマネジメントや危機管理の観点から、自社サイトが直面する潜在的なリスクを予測し、適切な対応策を提案することが重要です。
見えない部分に対する洞察力を発揮し、自社サイトを守る役割を果たします。
その意味でも、自社内だけは自社サイトの課題が見つからないこともあります。
第三者視点で、自社サイトの課題を探ることも重要です。
現在、サクラサクでは無料診断(※法人限定)を実施していますので、興味がある方は是非、お申込みください。
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本日は、SEOコンサルタントが持つべき思考法に関して、まとめてみました。
AIができないことを人間が行っていかなければ未来はありません。がんばりましょう!
では、また!