ありえない暑さが続いていますが、皆様、とろけておりませんでしょうか?
今日は、弊社がとても大事にしている行動指針をベースに、良いSEO会社の見極め方についてお話ししたいと思います。
弊社の行動指針には、「凡事徹底」という言葉があります。
「凡事徹底」とは?
どんなことでも、徹底的にやり遂げるという意味です。
この表現は、日常の些細なことや当たり前のことを含めて、一つ一つを徹底的に行う姿勢を指します。
日常の小さなことから全力を尽くし、質を高めることで、結果として大きな成果や成功に繋がるという考え方です。
松下幸之助(パナソニック創業者)が提唱したことで有名です。松下幸之助は、日常の業務や活動に対しても細部に至るまで注意を払い、徹底的に行うことの重要性を強調しました。
その中でも特に「約束を守ること」を最も大切にしています。
「何をそんな当たり前のことを?」と思われるかもしれませんが、これができていない会社、ビジネスパーソンがいかに多いか。
20年近いビジネスライフで、ねぎおは何度も見てきました。
「約束を守ること」で信頼関係が醸成され、「約束を反故すること」で簡単に信頼関係は崩壊します。
この当たり前のことができていない人が多いからこそ、当たり前のことを徹底的にやることで差別化、強みになるのです。
具体的には、時間や納期、些細な約束を堅守できる人にこそ信頼が集まり、大きな仕事ができると考えています。
さて、この「約束を守ること」は裏を返せば、「できない約束はしない」とも解釈できます。
SEOやコンテンツマーケティングなどのWEBマーケティングの世界では、予測できないことやコントロールできないことが起こるものです。
コントロールできないことを「アンコントローラブル」と言いますが、このアンコントローラブルな世界でだからこそ、信頼が生まれたり、喪失したりします。
お客様への提案やコンサルティングの局面では、常にKGI・KPI・目標、つまり数字が存在します。
- 検索順位を1位にします!
- 検索流入数を200%にします!
ビジネスの世界ですので数字は当然存在しますし、目標を達成するために戦略を練って、数字を達成することは当然の役務です。
しかし、某トレーニングジムのCM以来、常套句となりつつある「コミット」という言葉には少し危険をはらんでいるように思います。
Googleの検索エンジンというプラットフォームで戦う以上、絶対はありません。
特に検索順位に関しては、アンコントローラブル。世界中のどんなに超優秀なSEOコンサルタントでも、順位をコミットすることはできません。
もちろん、我々もプロですから、効果の高い施策は沢山心得ています。しかし、コミットすることはやはりできないのです。
期待値と実現性と受注率のバランス
以前、SEOコンサルティングの提案現場で、期待値と実現性と受注率のバランスについてお話ししました。
お客様からすると、SEOベンダーからの提案に関して、コミットが高く、耳障りの良い数字や言葉が並んでいれば、期待値は非常に高くなります。
つまり、発注する確率(受注率)が高くなるわけです。これを営業力といえばそれまでなのですが、果たして、そのコミットは本当に実現可能でしょうか?
そうです。実現のハードルが非常に高くなるわけです。そのため、期待値と実現性を考える必要があります。
悪いSEO会社の特徴として、営業とコンサルが別担当であることが挙げられます。
これが悪いSEO会社と言われるのは、営業のトークが期待値を上げることにフォーカスして、実現性も考えぬまま、アンコントローラブルな数字にコミットしてしまうことが主たる原因ではないかと思います。
改めて、SEO会社からの提案、コミットに関して、
「できない約束をしていないか?」という視点でも、ぜひ着目してみてください。
また、逆にお客様側からのオーダーが
「アンコントローラブルなことにコミットさせようとしていないか?」
ということも振り返ってみてください。
良い提案を受け、良いSEO会社と付き合う上では、お客様側のSEOの理解も大切です。
本日は、SEOコンサルティングにおける約束を守ることをテーマに持論を展開しました。
サクラサクでは、行動指針に掲げている「凡事徹底」をサービスの根幹においています。
現在、SEO会社に不満のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
では、また!
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