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こんにちは。
サクラサクマーケティング株式会社 社長のねぎおです。
WEBマーケティング全般に言えることですが、「数字を読み解く力」は成果を上げるために非常に重要なスキルです。
同じ数字・グラフ・データを見ても、見る人によって、そこからの気づきや仮説レベルには雲泥の差があります。
何を見て、何に気づき、そして改善できるか?が、コンサルタントの腕の見せ所です。
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サッカーの世界では、“認知・判断・実行”とプレーを分解して、トレーニングに落とし込むことを基本としています。
この中で、もっとも大事なスキルが“認知”です。簡単に言えば、“みる”ということです。
「何をいつみるか?」
がとても大事なのですが、ここでいう“みる”は、“見る”ではなく“観る”と、細かく日本サッカー協会が定義しています。
“見る”……なんとなくみる、みえる、光景が目に入ってくる(受動的にみる)
“観る”……自ら意志をもってみる(能動的にみる)
さて、話をSEOに戻したいと思います。
優秀なコンサルタントであるためには、自らの意志をもって数値、データを“観る”姿勢が欠かせません。
ただなんとなく“見ている”姿勢では、成果を上げることはできません。
ねぎおも日々、サーチコンソール、アナリティクス、順位データと大量に数値を観ているわけですが、限られた時間で効率的に業務を進めるためには、やはりコツがあります。
本日のメルマガでは、ねぎおが日頃から意識しているデータ分析のコツを共有したいと思います。
ベースとなる考え方は、下記3点になります。意識するだけで、日々のデータ分析の質が変わってきますので、是非トライしてみてください。
1.マクロ分析→ミクロ分析
ステップ1
サイト全体、ディレクトリ全体で概況を掴む
ステップ2
変化の大きい範囲を特定して深堀りをする
ステップ3
ページの種別単位、カテゴリー単位、URL単位、キーワード単位……
このステップを踏むことで「木を見て森を見ず」状態に陥らずに、成果から逆算してデータをみるクセがつきます。
SEOは目的ではなく、売上を上げるための手段です。売上につながっているのか?そこを起点に細かい分析に落とし込んでいってください。
2.仮説思考でデータをみる
数字を観ることは目的ではありません。数字の変化に対して、要因分析をして、最終的には改善につなげる必要があります。
その上で数字を観る前提として、頭の中で様々な仮説をもっておくことで、同じ数字を観ても、気づきが変わってきます。
特に、それが外的要因か?内的要因か?が分かれば、コントロールできるか否かも変わってくると思います。
外的要因
→季節、イベント、市場、トラブル
内的要因
→施策、広告、リニューアルなどの変更
3.データ分析→事実確認
数字だけではなく、数値の変化に対して、事実確認する癖をつけることがとても大切です。
数字の変化から要因を読み解くことは大切ですが、マーケティングは算数や数学ではありません。
ユーザー行動の結果が数字になっています。なので、数字だけで結論付けずに、必ずその数字に変化をもたらしている事実をチェックしましょう。
特にSEO領域では、
・Googleのアルゴリズムや仕様変更
・SERPsの変化
・自社サイトの変化
・競合サイトの変化 など
さて、本日はねぎおが毎朝行っているデータ分析のコツを言語化してみました。
この3点を意識するだけで得られる情報は雲泥の差がでます。そして毎日のことであればなおさらです。
目を鍛える、日々のトレーニングですね。
では、また!