メタタグとは、HTMLのうち検索エンジンのクローラーなどのロボットが使用するデータのことです。
メタタグはHTMLの<head>内に記述され、そのウェブページの情報や設定などをクローラーに伝えています。
ユーザーに直接見えるものではありませんが、中にはSEO対策に重要な意味をもつものもあります。
ここでは主要なメタタグの概要や、書き方などについて紹介します。
主要メタタグの種類と書き方
主要なものを挙げると「meta description」「meta keyword」「meta robots」などがあり、それぞれに役割があります。
これらのメタタグをSEO対策に活用するには、正しい書き方を知っておく必要があるため、今後のためにしっかりと覚えておきましょう。
meta description
meta descriptionの役割は、クローラーとユーザーにウェブページの概要を伝えることで、以下のように記述します。
<meta name=”description” content=”これはdescriptionです”>
meta descriptionは検索順位に直接的な影響はない言われていますが、検索結果一覧画面(SERPS)にてスニペットとして表示されるため、ユーザーのクリック率に大きく影響します。
50~100文字程度を目安として、他の検索結果と比べてユーザーの興味を引くテキストを設定します。
また、検索クエリを意識してキーワードを含めておくと、一致する部分が太字になるためより目立ちやすくなるメリットがあります。
meta keyword
Webページのキーワードを指定できるメタタグで、かつてはSEO対策として高い効果がありました。
しかし、現在ではGoogleからランキング決定要因にはならないと明確に言われており、設定してもSEO効果は望めないでしょう。
わざわざ労力を割いてまで設定する必要はありませんし、設定済みのものを削除する必要もありません。
設定する場合は以下のようにキーワードをカンマ区切りで記述します。
<meta name=”keywords” content=”seo,seo対策”>
meta robots
ウェブサイトによっては、特定のページを検索結果に表示したくない場合があります。
そのような場合にインデックスを制御するために、robotメタタグでnoindex設定を行うことができます。
また、そのページからのリンククロールを不許可にし、リンク先にリンクジュース(評価)を渡さない、新たにインデックスさせたくないといった用途に用いるnofollow設定を行うことが可能です。
noindexとnofollow設定を同時に行う場合は以下のように記述します。
<meta name=”robots” content=”noindex,nofollow”>
デフォルトの状態だとクロールもインデックスも許可されている状態ですから、許可しない場合にだけそれぞれnoindexやnofollowを記述します。
効果をよく理解せずに使っていたり、サイト制作段階で入れていたnoindexを除去し忘れていたりすると、インデックスさせたいページがインデックスされなくなるなど重大な不具合が起こることがありますので、robotメタタグは特に注意すべきメタタグです。
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