はじめまして。サクラサクマーケティングでコンサルタントをしております、渡邊です。前職から今に至るまで、約10年間SEOやWEB広告に携わっています。得意なことは「即レス」「代理店のご担当者様に頼っていただくこと」「地方都市の販路開拓」です(年齢の割には少ないかもしれませんが…)。
そんな私が、「広告まわりは専門だけど、SEOは得意じゃない」という方や、お客様からSEOと聞いただけで尻込みしてしまう広告代理店にお勤めの営業マンに向けて、こんなケースで助けになれます!ということを書き記し、事例を踏まえてご紹介します。この記事が「SEOに自信がない…」と嘆く営業マンの方々のお力添えになれば幸いです!
事例をもとに実際の取り組み内容をご紹介
ちなみに私は今、とある地方大都市に月に1回出張に行っています(1泊2日がほとんど)。理由はもちろん、お客さまの定例訪問のためです。かれこれ2年目になりますが、今回は、月に1回出張するに至ったきっかけとなったお客様を事例に、ご相談いただいてから施策開始までの流れを簡単にご紹介します。
与件発生から提案まで
代理店担当者(以下代理店):「お客さまが今のSEO業者の対応に不満を持っているので、現状のサイトを見てほしい」と弊社に依頼。
渡邊:どこに不満があるのかを知っている限りお伺いし、弊社に求める施策イメージもあわせてお聞きする。
提案~受注まで
代理店:ご挨拶と詳細なヒアリング目的で、WEB会議の日程を組んでいただく。
渡邊:お客様とSkypeで初対面。代理店からは話を全て聞いていることを伝える(代理店と密に連携が取れていることのアピール)。
そのうえで、お客様が考えている会社としての目標数値と現状との乖離状況、具体的な課題、半年後の達成目標を確認(ここで既に直接やり取りができるようにしました) 。
その後、提案内容をまとめ、代理店のご担当者様と連携して提案を続ける。
受注後
代理店:SEO以外の取り組み中の施策を継続しつつ、フロント全般の対応をしていただく。お客様からSEOに関する質問があった際は、内容をまとめて渡邊に伝えていただく。
渡邊:受注後1ヵ月、目標設定や施策開始の準備、やるべきことのリスト化、お客様との認識合わせに注力する。
といった具合です。
なお、与件発生から受注までの期間は1ヵ月前後でした。
施策2年目となりましたが、おかげさまで代理店のご担当者様に頼りにしていただく機会が増えたように感じます。代理店のご担当者様が社内の他のご担当者様に取り組み内容を伝えていただけたことで、ご相談件数がさらに増え、案件が次の案件につながるような状態を作れていると思います。
他で気を付けていることといえば、
・電話、メールのみでなく、チャットワークやMessenger等の連絡ツールを持っておく
・お客様への定例訪問時に、翌月の定例訪問の日時を設定しておく(特に、毎月第●●曜日の●時と決まっていると予定が組みやすくなります)
・可能な限り対面でお話しを聞くこと、メールやチャット等の文面のみのコミュニケーションで完結させないこと
このあたりでしょうか。
弊社がお力になれるケース
代理店のご担当者様からご相談をいただくことが多い内容を以下にご紹介します。
・広告効果は出ているが、CV数やCPAの頭打ち感が出ている。
・オーガニックからの流入が減っているけど、何が原因かいまいちわからない。
・サイトリニューアルをすることになったけど、貴社はできますか?
・新サイトを立ち上げるらしくて、事前にしておくことは何でしょうか?
・集客ができるサイトに育てたいので、サイト構築段階からサポートに入ってほしい。
・コンテンツの記事の書き方を教えてほしい。
・お客さんにサイトの修正ポイントを何かしら出さないといけないので、何を指摘する必要があるか一緒に考えてほしい。
・今のSEO会社に疑問を持ち始めた
このような代理店のご担当者様の「漠然としている現状から課題を導き出し、解決策を提示する」ところまでを一貫して対応できる点が弊社の強みです。
仮に課題がSEOにフォーカスしていなくても、現在のサイト運営に課題を抱えている方や、「よくわからないけれど、何とかしないといけない」と感じられているお客様であれば、現状整理からお力添えすることができます。
お客様の課題は様々ですので「こういうときはこれ!」とマニュアル化することが難しいのですが、何か困ったときはお気軽にご相談くださいませ。
弊社が感じる代理店にサポートいただくことのメリット
もちろん弊社にも代理店様と一緒に取り組みを行うメリットがあります。
まず、弊社は15年SEO専業で業務をしており、これまでも地方のお客様との取り組みを考えたことがあります。単発・短期間でお仕事をいただくケースはありましたが、関係性を高めながら継続的な成果につながったとは言いがたい結果でした。
その理由のひとつとして、「せいぜい訪問できても月に1回」という、物理的な距離の問題が挙げられます。つまり、「ちょっと社長が会いたがっているから今日来れますか?」と突然のオファーがあっても、地方では簡単に会いに行けないのです。インターネットで繋がれているこの時代でも、物理的な距離の差は埋められません。フットワークの観点からすると、どうしても近くに営業所がある業者に劣ってしまいます。
ですが、近くの代理店さんにサポートいただければ、フロントを全面的にお任せすることができ、施策内容やその根拠も伝えていただけるので、上記の問題を解消することが可能となります。何かあった際、すぐにお客様の元に駆けつけてくださる代理店さんに何回助けられたことでしょうか…代理店さんの存在あっての弊社だと、つくづく感じます。
まとめ
お客様の口から、SEOやりたいな、順位が落ちてきているな、といった課題をお聞きした代理店のご担当者様は、まずはお気軽に弊社にご連絡くださいませ。お客様の課題解決に向けて、最大限尽力いたします。
現在、地方の代理店様にご相談いただき、2年も関係性を続けてこられているのは、代理店のご担当者様からの一本の電話がきっかけでした。本当に感謝してもしきれません。
弊社のクレドに「先義後利」「凡事徹底」がありますが、このクレドに沿って行動しており、結果として得意なことが「即レス」「代理店のご担当者様に頼っていただくこと」「地方都市開拓」に繋がっております!
お困りごとがございましたら、お気軽に弊社までご連絡くださいませ。ちなみに、地方の代理店様限定ではございません!都心の代理店のご担当者様からのご相談も、もちろん大歓迎です!