URLパラメータとは
URLパラメータとは情報をサーバーに送るときにURLへ付け加える変数のことを指します。
URLだと「?」以降がパラメータ部分になります。
パラメータ部分にも意味があり、値が違うと表示される内容が変わる場合(たとえばカテゴリなど)もあれば、値が違ってもコンテンツが変わらないパラメータ(たとえばアクセス解析用のパラメータなど)もあります。
動的URLと静的URL
URLパラメータの話をする上で動的、静的URLの理解は欠かせません。
まず、動的URLとはURLの中に?や&が含まれているものを指します。
パラメータの名前と値が組み合わされた形で生成されているURLのことです。
http://example.com/index.php?foo=1&bar=2
一方で静的URLは?や&が含まれません。
http://example.com/index.html
次に、この動的URLや静的URLがSEOにどのように関わってくるのかについてお話するとしましょう。
SEOとパラメータ
動的URLと静的URLとではどちらがSEOの観点から有利になるのかという疑問を持たれている方もおられるでしょうが、SEO上の優劣はほとんどないと言われています。
ただ、URLパラメータを使った動的URLを疑似的に静的URLに変更できるものの、Googleとしてはパラメータ付きの動的URLを好むと言われています。
従来だと静的URLのほうがSEO対策として有利であると言われたこともありますが、どちらの出力方式でも対応できるのであればパラメータを用いて動的URLで出力したほうがよい場合があります。
URLパラメータを用いる際の注意点
URLパラメータを用いるときには覚えておくべき注意ポイントがいくつかあります。
重複コンテンツの発生
重複コンテンツはSEO的にもあまり良いものではありませんし、できるだけ回避したいものです。
SEO対策を進める上で重複コンテンツの回避と改善は必要不可欠ですが、パラメータの順番を入れ替えただけのURLやコンテンツを変更しないパラメータの使用によって重複コンテンツが発生しやすくなるのは注意点の一つです。
このようなケースだとcanonicalの設定などで正規化を行う必要があります。
パラメータにはなるべく意味のある文字列を使う
パラメータの内容がなるべく理解できるような文字列を使うのも大切なポイントです。
無意味な文字列はなるべく回避し、カテゴリならcategory、色ならcolorといった具合に意味を持たせた文字列をできるだけ使用しましょう。
パラメータの数を多くしすぎない
パラメータが多くなりすぎてしまうと長すぎるURLとなってしまうことが多いですし、重複コンテンツの増加に繋がる恐れがあります。
長すぎるURLも重複コンテンツの発生もURLの観点から考えるとあまり良いものとは言えませんし、できるだけ回避するべきでしょう。
新たにサイト制作する場合
これから新しくウェブサイトを制作しようとしている、SEOを意識したサイトを作りたいと考えている方もおられるでしょうが、動的URLか静的URLかで悩んでしまう方もおられるでしょう。
現在ではどちらをチョイスしてもそこまで大きな差異はないと言われていますが、どちらかといえばGoogleは動的URLを推しています。
そのため、SEOを意識したサイト制作を検討しており、静的/動的URLのどちらも対応できるのなら動的URLをチョイスしたほうがよいでしょう。
これからサイト制作をされる場合は
SEOを意識したサイト制作、またはサイトリニューアルをお考えの場合、初期設計段階からコンサルタントをアサインすることをおススメします。
URL構成やサイト構造などの要素はローンチ後に自由に変更することが難しくなるためです。
一度相談をされたい場合は無料相談会へお申し込みください!
弊社コンサルタントが丁寧に対応いたします!