着物の着付け・レンタルサービスを各種メディアの複合的な活用によるWebマーケティング施策を展開。 店舗担当者がコンテンツを発信できる体制の構築によりSNSとWebサイトを有機的に活用したプロモーションに成功しました。

• BtoCのコンテンツマーケティング×SEO
• 施策開始から半年間で上位表示
• コンテンツマーケティングの内製化

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https://www.sakurasaku-marketing.co.jp/labo/services/cacasel

①サービスサイト立ち上げ時の想い～新規事業の立ち上げ～

―サイト立ち上げ当初の課題をお聞かせください

バサラホールディングスは、元々飲食店の経営を中心にサービスを展開していたメンバーで設立されました。私も飲食店の集客を行っていましたが、口コミ投稿などを行うサイトの力がとても強いことを認識しておりました。WEB集客が飲食店を経営する上では欠かせない存在であると同時に他の業種でもＷＥＢマーケティングがとても重要な項目になっていると理解しておりました。

　そこで、飲食店で得たWEBノウハウを元に、WEB集客を中心としたサービスを展開し、その業界でナンバーワンを取っていこうと考え、着物のレンタルサービスを展開することになりました。着物のレンタルサービスはもともと各地で展開されているサービスでした。

ネットで詳細な条件を指定して予約ができるサービスは、事前予約が基本となる着物のレンタルとマッチするだろうと思い、サービスサイトをリリース致しました。しかし、新規事業ということもあり、WEBマーケティングの方向性が正しいかどうかに不安がありました。そこで、第三者として客観的なアドバイスをしてくれるパートナーを探し始めたところ、サクラサクマーケティングとの出会いがありました。

―当社を選ばれた理由をお聞かせください

アドバイスがとても的確かつ弊社の方向性を汲み取って頂ける所です。WEBで着物を予約し、レンタルができるサービスなので、着物の雰囲気を楽しみたいと思わせるための印象がとても大事になってきます。内部の設計についても、女性に向けたデザインといったユーザビリティの部分を注力してほしいと考えていました。

サクラサクマーケティングはSEOの条件も満たしつつ、自分たちが望んでいるサイトを実現できるよう、的確なアドバイスをもらえるので、サイトを一緒に作ってくれている姿勢が感じられました。そこがサクラサクを選び続けている大きな理由です。

②サイトコンテンツの拡充～コンテンツマーケティングの内製化～

―御社の中で一番注力された施策はなんですか

サイトの情報をより網羅的かつオリジナルに富んだものにしていくことです。そもそもSEO対策を行うことは、「ユーザーにどれだけ良い情報を与えられるかである。」というのは、サクラサクのコンサルタントの方によく聞かされていました。

では着物レンタルをしたいユーザーが求めているコンテンツはなんだろう。そう考えながら、施策のPDCAを回していくうちに、地域に特化したコンテンツが多いことがわかってきました。そこで、店舗ごとにSNSで情報発信をし、サイト内のメディアやブログにコンテンツを追加していく施策を展開していくことになりました。元々、全国の主要地域に店舗を展開していたので、各エリアの地域情報はしっかりと社内では持っていました。

しかし、その情報を持っているのはあくまでその地域のスタッフであり、本社側で情報を吸い取ってコンテンツを作ることは難しいと判断しました。そこで、各店舗のスタッフに毎日コンテンツを書いてもらう仕組みづくりを開始しました。

―コンテンツマーケティングの内製化をする際に、苦労したことはなんですか

WEBサイトの集客において、コンテンツを増やすというのが中長期的な部分で絶対に必要なのは理解していますが、店舗での業務が忙しくなってくると、コンテンツを毎日更新していく時間が割けないという問題がありました。

そこで、コンテンツの更新もお店の接客といった重要な業務と同じ位置づけをしました。コンテンツ作成を「会社の文化」にしていくことで、WEBマーケティングに様々な人が関わっている状況を作り出すことに成功しました。

―コンテンツマーケティング内製化で印象に残っていることはなんですか

やはりコンテンツマーケティングを展開していく上で、キーワードを意識することや回答性が網羅されているかというのは、自分たちだけでは判断しかねる部分もありました。その点は、サクラサクマーケティングにはノウハウの部分を教示してもらったり、WEBマーケティングの知見がある第三者視点でのアドバイスをもらっていたので、自信を持って社内展開をすることができました。

また、コンテンツが増えるとサイトの増改築を行わなければいけないため、自分たちが予想をしていない内部構造になっていることがありました。そこはしっかりとサクラサクが寄り添って歩いてくれたことで、適切なアドバイスを常に頂くことができ、効率よく施策が展開できました。サイトを一緒に作ってくれている姿勢をとても感じています。

③施策実績

―SEOの施策効果については、どれくらいの実感がありますか

サイトを立ち上げたばかりでサイトパワーも弱い中で、注力しているキーワードの一部が半年で上位表示されたことです。

コンテンツを増やしていっただけなく、サイトの内部改善の部分でしっかりとサポートして頂けたからだと思います。

テールワードで上位表示を維持できたことで、BIGワードである「着物レンタル」でも上位表示されるようになりました。WEBでの予約サービスなので、上位表示されて自然検索からの流入を増やすことはとても重要視しています。なので、注力しているキーワードでサイトへ集客できていることは実感としてはとても強く感じています。

④これからのコンテンツマーケティング

―現在自社でコンテンツを作成されているかと存じますが、今後どういったコンテンツが求められると思いますか

ユーザーが求めている情報がしっかり網羅されていることは大前提としてあるべきだと思います。しかし昨今、コンテンツの重要性を各企業が理解しているので、自社だけでなく競合他社も同じようにコンテンツを作っています。

今後は、ユーザーが求めている情報を網羅しつつ、専門性があって自分たちでしかできないコンテンツを作っていく、そこを追求していかないといけないと思います。

―これからSEOに取り組む方へのアドバイスをお聞かせください

社内でコンテンツマーケティングを行っていく場合、中長期的な戦略となるため目の前の業務が忙しいとどうしても後回しにしてしまうことがあります。しかしコンテンツマーケティングは持続的に取り組むことが重要ですので、第三者の人に入ってもらって、自分たちでは足りない部分やスピード感の遅い部分を補ってもらいながら進めていく方が良いかもしれません。

また、新規のサービスサイト立ち上げる場合はサイトパワー向上のための内部構造の作り方や、WEBマーケティングについてより効果の出やすい戦略設計をノウハウのある人に立ててもらうことで、検索エンジンにサイトの構造を正しく伝えユーザーにとって見やすいサイト作りができます。

ユーザーに響くコンテンツとユーザビリティを考慮したサイト制作を目指すことが、遠回りのように見えて一番の近道だとアドバイスをしたいです。

◆施策対象サイト
着物レンタルVASARA