弁護士の資格を活かして副業をしたいと思っても、何から手を付ければ良いか迷っていないでしょうか。
専門性の高い弁護士の知識や経験は、本業以外にも活用可能です。弁護士資格を活かして副業をすれば、活躍の場を広げるきっかけにもなるでしょう。
この記事では、弁護士におすすめの副業を3つ紹介します。これから副業を始めたい方、本業以外で弁護士の資格を活かしたい方は、ぜひ参考にしてください。
なお、ここで紹介するWebライター/監修のお仕事については、弊社サクラサクマーケティングが運営するWebマーケティングに特化したプラットフォーム「サクラサクワークス」がおすすめです。ぜひ一度ご確認ください。
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弁護士の副業1:講師 – 高収入が期待できる
最初に紹介するおすすめの副業は、講師です。大学や大学院のゼミ、予備校、有料セミナーなどで講師を務めます。
本業のスキマ時間に講師の仕事を組み込むことも可能です。実際、若い弁護士には、司法試験受験指導校の講師をする方が多く見られます。
以下で、講師のメリットやデメリット、収入相場などを見ていきましょう。
メリット・デメリット
講師の副業は、高収入を期待できるのがメリットです。人気講師になると担当コマ数が増え、さらなる収入アップが期待できるでしょう。
ある程度スケジュールが決まっているため、本業との調整がしやすいのもポイントです。空いている時間を講師の副業に充てられます。
一方で、講義の事前準備や打ち合わせに時間がかかるのがデメリットです。効率的に進めないと本業に支障をきたしてしまうでしょう。土日に講義を詰め込みすぎると休みが少なくなる場合もあるので、しっかりとしたスケジュール管理が必要です。
また、講師は結果を求められる仕事です。結果を出せないと依頼が減ってしまう可能性もあります。自身でセミナーを企画・開催する場合には集客が必要となり、時間や手間がかかるのもデメリットでしょう。
講師がおすすめなのはこんな人
講師の副業は、人に教えることが得意な方に向いています。ただ知識を伝えるだけでなく、相手が理解できるようわかりやすく伝えられるとよいでしょう。過去に、塾講師などの経験がある方は、その経験を生かせます。
また、他の講義と差別化するために教材作りをするなど、工夫ができる方にも向いています。
講師の収入相場は?
講師の収入相場は講義内容によって異なります。例えば、司法試験・予備試験講師の時給相場は7,000円〜3万円程度です。時給1万円で毎週日曜日に3時間働いた場合、1ヵ月あたりの収入は12万円になります。
弁護士の副業2:YouTuber – 人気が出れば本業の集客にもつながる
弁護士の副業ではYouTuberもおすすめです。弁護士チャンネルを開設し、架空請求や詐欺、慰謝料などの視聴者が気になるトピックについて、法的見解を示します。
以下で、副業としてYouTuberを始めるメリット・デメリット、収入の相場などを見ていきましょう。
メリット・デメリット
副業としてYouTuberになるメリットは、弁護士の知識や経験を活かせることです。一般人にとって難しい法律の知識を、わかりやすく解説します。人気が出れば、本業の集客にもつながるでしょう。
弁護士YouTuberのなかには、チャンネル登録者数が120万人超えの方もおり、100万回以上の再生回数を誇る動画が数多くあります。工夫次第で多くのファンを獲得できる場となるでしょう。
ただし、YouTuberは収益化まで時間を要するのがデメリットです。YouTubeの収益化には「公開動画の総再生時間が直近12ヵ月で4,000時間以上」、「チャンネル登録者数が1,000人以上」など、いくつかの条件があります。
副業でYouTuberになったとしても、すぐには稼げないことを理解しましょう。
YouTuberがおすすめなのはこんな人
YouTuberは、人前で話すのが得意な方に向いています。画面越しとはいえ、YouTuberは不特定多数の視聴者に向けて話さなくてはなりません。また、多くのチャンネル登録者を獲得し、弁護士としての知名度を上げたい方にもぴったりの副業でしょう。
他のチャンネルと差別化するためには、専門的な知識を伝えるだけでは足りません。個性的なキャラクターやタレント性など、独自の強みも必要です。
YouTubeに動画投稿するため、動画の編集作業スキルも求められます。自身で動画編集できない場合は、フリーランスの編集者などに外注することも視野に入れておくとよいでしょう。
YouTuberの収入相場は?
YouTuberの収益の目安は、登録者1万人以上で月5万円~20万円程度、登録者10万人以上で月30万~200万円程度です。
一般的に、YouTubeの動画再生1回あたりの収益は0.05円〜0.1円程度とされています。再生単価0.1円の場合、動画が5万回再生されても収益は5,000円程度にとどまるでしょう。
初心者YouTuberの動画再生回数は、多くても10回程度。チャンネル登録者が1,000人を超えても、月の再生回数は100回程度になるのが現状です。人気のチャンネルでなければ、収益化はほぼ見込めないでしょう。
他と差別化するには、オリジナリティーが高くユーザーにとって役立つコンテンツを作るための工夫が求められます。
弁護士の副業3:Webライター – 専門家として記事をチェックする監修の仕事も
Webライターも弁護士におすすめの副業です。法律の解説やトラブル解決のサポート、司法試験合格を目指す人に向けた学習情報の記事など、幅広く執筆できるでしょう。記事の執筆だけでなく、法的に問題がないかチェックする記事監修の仕事もあります。
弁護士がWebライターを副業で始める場合のメリット・デメリット、収入相場などを以下で見ていきましょう。
メリット・デメリット
Webライターの仕事は、場所や時間に縛られずできるのがメリットです。本業の休憩時間や終業後、休日などの空いた時間を活用して執筆できます。
専門性の高い記事はニーズが高く、単価も高めです。記名記事であれば、世間に名前を知ってもらうことにつながります。
一方で、文章力やSEOに関する知識がないと、高単価案件を獲得するのが難しいというデメリットも。記事の依頼者は、よりスキルが高いライターに記事の執筆を依頼する傾向にあります。
また、Webライターには納期があるため、スケジュール管理を徹底しなければなりません。案件を抱え込みすぎると納期に追われ、ストレスを感じるケースもあるでしょう。
執筆の際は情報収集が必要なため、慣れないうちは想定以上に時間がかかってしまうものです。ただし、数をこなすことで徐々に執筆スピードが上がるはずです。
Webライターがおすすめなのはこんな人
Webライターは場所を選ばず働けるため、在宅で副業をしたい方におすすめです。また、文章を書くのが好きな方、弁護士の知識や情報を発信したい方にも向いています。
基本的に、Webライターは一人で執筆しますが、依頼を受けて納品するまでには編集者とのやりとりが発生します。そのため、コミュニケーションをきちんと取れ、納期を守れる方が重宝されるでしょう。
Webライターの収入相場は?
Webライターの報酬は「1文字あたり○円」のように、文字単価で決まるのが一般的です。記事執筆を発注する企業やクラウドソーシングサイトなどにもよりますが、法律系の記事は単価が高く、文字単価1.5~3.0円程度という案件も少なくありません。
例えば、文字単価2円で5,000文字の記事を3時間で執筆した場合、報酬は1万円となり、時給換算すると3,300円程度です。
また、専門家として記事をチェックする監修の仕事では、1記事1万5,000円以上の高案件もあります。
Webライターを始めるならサクラサクワークスがおすすめ
これからWebライターとして副業を始めたい弁護士の方には、Webライティング特化型クラウドソーシングの「サクラサクワークス」がおすすめです。
以下で、サクラサクワークスのおすすめポイントを紹介します。
高単価の案件が多い
サクラサクワークスでは、文字単価2円以上の案件が全体の約77%を占めています。一般的なクラウドソーシングサイトでは1文字1円程度の案件が多いため、他のクラウドソーシングサイトと比較して高収入が期待できます。
なかには、1文字4円以上といった高単価案件もあり、Webライターとしてのスキルを上げていけば、さらなる収入アップが期待できるでしょう。
また、多くのクラウドソーシングサイトではシステム手数料が報酬から差し引かれますが、サクラサクワークスはシステム手数料がかかりません。
充実したサポート体制があるから安心
サクラサクワークスでは、記事の執筆において経験豊富なディレクターのサポートを受けられます。気になる点があれば、担当ディレクターへ直接メッセージで質問することも可能です。Webライターを始めたばかりの方でも、安心して執筆できるのが特徴です。
執筆の依頼元となる、企業とのやりとりが一切発生しないのもメリットです。クライアントとのやりとりは、すべてディレクター経由で行なわれるので、ライターは執筆に集中できます。
スカウトがある
一般的なクラウドソーシングサイトでは、自身で案件を探して応募する形式が多くなっていますが、サクラサクワークスはスカウト案件が多いのも魅力です。Webライターとしてのスキルが高ければ、待っているうちに仕事の依頼が届きます。
サクラサクワークスでは、サンプル文章やプロフィールの登録、テストライティングへの合格などでスカウトされやすくなります。
弁護士の副業でよくある質問
弁護士が副業を始める際によくある質問へ回答します。いずれも大切な内容なので、副業を始める前にチェックしておきましょう。
そもそも弁護士は副業OK?
弁護士が副業を行なっても問題ありません。ただし、審査があるわけではないものの、所属の弁護士会へ届出が必要です(※1)。義務ではありませんが、所属している法律事務所や会社へも連絡しておくと安心でしょう。
(参考)※1:e-Gov法令検索「弁護士法 – 第30条」
確定申告は必要?
副業の所得(収入から経費を差し引いた額)が年間20万円を超える場合は、確定申告が必要です。確定申告の期間は例年2月16日~3月15日なので、該当する方は忘れずに申告しましょう。
副業の所得が20万円以下なら、確定申告しなくてもかまいません。ただし、年収が2,000万円以上だと年末調整の対象外となり、会社で年末調整を行なわれないため、確定申告が必要です。
住宅ローン控除や医療費控除などを受ける場合も、納税額が安くなるため確定申告をしましょう。
副業は会社にバレない?
会社から給料をもらっている弁護士であれば、給与計算の際に副業がバレる可能性があります。これは、副収入を得ることで住民税が高くなるためです。
副業を認めていない会社に所属している場合は、就業規則を破ったことで減給処分や降格処分になる可能性があるため、注意しましょう。副業を始める際は、あらかじめ上司や会社に相談しておくと安心です。
法人企業様向けに弁護士経験を持つライターの紹介も可能
サクラサクワークスを運営するサクラサクマーケティングでは、弁護士ライターの紹介も可能です。知見のある専門家がWebコンテンツを執筆・監修すれば、オウンドメディアのブランディングやサイトへの集客率アップなど、さまざまな効果が見込めます。既存記事のリライトや記名記事への対応も可能です。
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まとめ
これから副業を始めてみたい弁護士の方におすすめの職業を3つ紹介しました。それぞれ異なるメリット・デメリットがあるため、向いている人の特徴を参考にしながら、自分に合っている副業を探してみてください。
なお、副業として弁護士がWebライターを始めた場合、専門家としての知見を盛り込んだ記事はニーズが高いため、高単価案件が見つかりやすいでしょう。自分の執筆記事が誰かの役に立っていると考えたら、やりがいも感じられます。
サクラサクワークスは、高単価案件が多いこと、ライターとしてのスキルが高ければスカウト案件のチャンスがあることがメリットです。弁護士の知識や経験を活かし、Webライターとして副業を始めてみてはいかがでしょうか。