「行政書士の資格を活かして副業をするには、どうしたら良いのだろう」と、お悩みではないでしょうか。
行政書士の資格を活かせる副業としておすすめなのが、休日を利用して行なう行政書士、Webライター、資格講座講師の3つです。それぞれメリット・デメリットや得られる収入が異なるため、自分に合ったものを選ぶ必要があります。
この記事では、行政書士の資格を活かせる、これら3つの副業について詳しく解説します。
なお、Webライターに興味のある方は、高単価案件を多数掲載している「サクラサクワークス」の利用もご検討ください。
行政書士の資格を活かす副業1:休日を利用しての行政書士
1つ目は、休日を利用して行政書士として働く方法です。メリット・デメリットや、収入の目安などを紹介します。
メリット・デメリット
行政書士として働くメリット・デメリットは、以下のとおりです。
メリット | 独立開業するよりも低リスクで始められる 将来的な独立も視野に入れられる 生涯現役で働ける |
デメリット | 本業に支障が出るおそれがある 平日の昼間に活動できる時間を確保する必要がある 行政書士登録に必要な費用が大きい(東京都の場合は約30万円) |
本業がある分、行政書士としての副業の活動がうまくいかなくても、生活に支障が出ることはありません。また、軌道に乗れば将来的な独立開業も視野に入れられます。
ただし、書類を提出する際は、平日に時間を確保して官公署へ出向く必要があります。本業で会社員として働いている方は、スケジュールの調整をしなければならないでしょう。週末も平日も活動した結果、疲れが取れず本業に支障が出るおそれもあります。
事前に本業の就業規則を確認しておこう
行政書士に限らず、副業を始めるときは事前に、本業の就業規則を確認しておくのが大切です。副業禁止とされている会社で副業をしているのがバレてしまうと、懲戒処分を受けることになりかねません。
また、行政書士は、一般企業に雇用されて働くことは認められていないため注意しましょう。ただし、業務を請け負い、会社員の給料とは別で報酬を受け取るのは問題ありません。
得られる収入の目安
行政書士が扱える業務は非常に幅広く、同じ業務でも取り扱う内容によって報酬額は大きく異なります。1万円程度のものもあれば、50万円を超えるものもあるでしょう。
詳しい報酬額は行政書士側が自由に決められますが、参考程度に一般的な相場を紹介します。
- 遺言執行手続き:20万円~40万円
- 契約書作成:1万円~4万円
- 就業規則の作成:10万円~20万円
- 自動車保管場所証明(車庫証明)の手続き代行:5,000円~1万円
行政書士の資格を活かす副業2:専門知識を活かせるWebライター
2つ目はWebライターです。インターネット上のWebサイトやブログに掲載する記事を書きます。
企業に所属して働く方もいれば、業務委託契約を交わしている方、クラウドソーシングサイトを通して依頼を受けている方など、仕事の受注方法は人それぞれです。
メリット・デメリット
Webライターのメリット・デメリットは以下のとおりです。
メリット | 納期はあるが、時間や場所にとらわれず働ける 行政書士の資格を持っていると「専門知識があること」の証明になる 頑張れば頑張るほど稼げる |
デメリット | 文章を書くのが苦手な方、嫌いな方には不向きである 自宅で仕事をする場合は、孤独感が強くなりやすい 実績がないうちは単価が低くなりやすい |
インターネット環境やパソコンさえあれば、基本はどこでも働けるため、子育てと仕事を両立したい方や海外にお住まいの方にもおすすめの副業です。
行政書士の資格を持っている分、専門知識を活かせるので、他のWebライターとの差別化も図れます。
一方で、文章を書くのが苦手な方には不向きというデメリットがあります。また、自宅で仕事をする場合は、モチベーションの維持が難しいでしょう。
ブログで発信するのも良い
WordPressでブログを開設し、行政書士に関する内容を発信するのもおすすめです。ブログのメリットは以下の4つです。
- 誰でも始められる
- 記事作成の理解が深まる
- ポートフォリオになる
- 継続的に質の良い記事を投稿し続ければ、広告収入を得られる可能性がある
ブログの収益が発生するまでには、少なくとも半年以上はかかるといわれています。試行錯誤しながら長期的に記事を投稿し続ける必要があるものの、収益化できれば働いていない時間にも収入を得られます。
得られる収入の目安
Webライターの報酬は、文字単価もしくは記事単価で決められているのが一般的です。
案件によって報酬額は異なり、文字単価1円以下のものもあれば、3円以上のものもあります。例えば、2,000文字の記事を書いた場合の報酬額は文字単価1円で2,000円、文字単価3円で6,000円です。
金融や不動産など、専門知識が必要な案件は単価が高い傾向にあります。
行政書士の資格を活かす副業3:受験者をサポートする資格講座の講師
3つ目は、行政書士試験の受験者をサポートする予備校やスクールの講師です。業務として、講義をしたり教材を作ったりします。
メリット・デメリット
資格講座の講師として働くメリット・デメリットは、以下のとおりです。
メリット | 士業のなかでも、行政書士の資格講座の講師は需要が高いといえる キャリアの浅い方でも挑戦しやすい |
デメリット | 人に教える能力が必要になる スクールによって業務内容が違う |
社労士や税理士には受験資格がありますが、行政書士は学歴・年齢・国籍に関係なく受験できます。受験者数も2020年度で4万1,681人、2021年度で4万7,870人と多いことから、士業のなかでも需要が高いといえるでしょう。
なお、スクールによって業務内容は異なります。講義をメインとするスクールであれば、物事をわかりやすく伝える能力は必須です。
得られる収入の目安
収入の形態はスクールによって大きく異なるため、採用情報をよく確認しましょう。「1講義○円」と金額を提示している場合もあれば、「能力や経験、担当業務を考慮して決定します」「面接時に説明します」などと記載されている場合もあります。
なお、収入の目安は以下のとおりです。
- 一般的な講義の講師料:1時間あたり数千円~3万円
- 教材制作:月額30万円~70万円
- 映像収録講師料:1時間あたり2万円~5万円
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行政書士の知識を活かしてWebライターとして活動するなら「サクラサクワークス」を利用してみてはいかがでしょうか。
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行政書士の資格を活かして副業をしたい方のよくある質問
最後に、行政書士の資格を活かして副業をしたい方からよくある質問を、3つピックアップしてお答えします。
試験に合格したら行政書士として働ける?
試験に合格しただけでは、行政書士として働けません。行政書士として活動をする際には、日本行政書士会連合会が持つ行政書士名簿への登録が必要です。
また、名簿へ登録するためには、各都道府県の行政書士会を通じて書類提出も行わなければなりません。お住まいの地域の行政書士会を調べたい方は、日本行政書士会連合会ホームページにある「各都道府県の行政書士会」のページをご覧ください。
週末だけ活動することは可能?
Webライターや資格講座の講師であれば、週末だけの活動も可能ですが、行政書士として副業を行ないたい場合は困難だといえます。その理由は以下の2つです。
- 書類の作成や相談業務は週末でも可能だが、書類提出先である官公署は基本的に平日しか稼働していないため
- 行政書士法の第11条で「行政書士は、正当な事由がある場合でなければ、依頼を拒むことができない。」と定められているため(引用:行政書士法|e-Gov法令検索)
正当な事由には、病気やケガで働けないケース、依頼された書類が犯罪に使われるものだったケースなどが該当します。「本業があるから対応できない」というのは自分都合のため、断ると行政書士法違反になってしまいます。
確定申告は必要?
行政書士として独立し、開業届を提出している場合、1年間の所得が48万円以下であれば確定申告の義務はありません。基礎控除額が48万円であり、所得税が発生しないためです。
ただし、給与所得がある場合、副業で得た収入が1年間で20万円を超えていたら確定申告が必要です。
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まとめ
行政書士の資格は副業に大いに役立ちます。自分が得意なことや収入面などを考えながら、最適な仕事を選びましょう。
スキルを磨けば、本業と同程度の収入を得られる可能性もあります。特にWebライターの場合、行政書士の資格を持っていると他のWebライターとの差別化が図れます。「サクラサクワークス」では、さまざまなジャンルの案件を掲載しているため、一度利用を検討してみてはいかがでしょうか。