ペイディは、AmazonやAppleなどの超大手を含む70万以上の加盟店が利用するあと払いサービスです。
ECサイトのユーザーに対して、分割手数料無料※で3・6・12回の分割払いを提供できるため、これまで価格が原因で逃していたユーザーの獲得につなげられます。また、決済にクレジットカードは不要なため、クレジットカードを持たない層や、持っていても使いたくない層にも商品を手に取ってもらうことができます。
利用する加盟店に対しては、売上金はペイディが100%保証してくれるため、未払い金のリスクはありません。
導入費用も、決済手数料と入金手数料(振込手数料)のみで、最小限のコストで導入が可能です。
決済手段 | 月額費用 | 決済手数料 | 分割払い |
---|---|---|---|
ペイディ | 0円 | 3.5%~ | 可能(最大12回まで手数料無料) |
クレジットカード | カードごとに異なる | 2~5% | 可能(所定の 手数料が必要) |
ペイパル | 0円~3,000円 | 3.6%+40円 | 不可 |
Amazon Pay | 0円 | 3.9%~4.5% | 不可 |
NP後払い | 0円~4万8,000円(税抜) | 2.9%~5.0% | 不可 |
既存の決済システムに追加導入もできるため、新規ユーザーの獲得やカゴ落ちに悩んでいるEC事業者におすすめの決済サービスです。
ペイディとは、お買い物の「めんどくさい」を解決するあと払いサービス
「ペイディ」とは、株式会社Paidyが提供するあと払いサービスです。加盟店はすでに70万を超えており、さまざまな業種のインターネットショップで利用されています。
ユーザーは、メールアドレスと電話番号を入力するだけで、会員登録不要でスムーズにご利用いただけます。
支払い方法は、「コンビニ払い」「銀行振込」「口座振替」の3つから、自身のライフスタイルに合ったものを選択できます。
また、ペイディアプリ上で本人確認を完了することで、銀行振込・口座振替なら、分割払い(3・6・12回)を手数料無料で利用できるのがペイディの大きな特徴です。なお、コンビニ払いの場合、月一回支払い時に最大税込390円(すぐ払い利用時のみ支払いごと)に手数料が発生します。
株式会社Paidyは“お買いものに「めんどくさい」はいらない。”という理念を掲げていますが、まさにユーザー、店舗の双方にとっての「めんどくさい」を解消するあと払いサービスです。
店舗がペイディを導入するメリット
新たな決済手段としてペイディを導入することには、次のようなメリットがあります。
以下ではペイディを導入するメリットについて、詳しく解説します。
高単価商品の売上アップが期待できる
ペイディの導入によってECサイトの売上、特に高単価商品の売上アップが期待できます。
というのも、ペイディは3・6・12回の分割払いが手数料無料で利用できるため、これまで手元にまとまったお金がないことによって購入を諦めていた層が、購入できるからです。これにより、価格による離脱を抑えることができます。
実際の導入事例では、客単価が2倍になったケースもあります。
導入後の効果を見てみると、2021年と最新のデータを比較するとある加盟店ではペイディを利用したユーザー数は5倍、客単価は2倍になっています。これだけ数値が変化した一つの要因として、ペイディが分割手数料無料の分割あと払いを提供開始したことが挙げられます。
引用元:導入事例 | 無金利分割あと払いで顧客単価が2倍!サウンドハウスの成長の秘密とは?
また、「分割払いだと売上の入金も遅れるのでは?」という懸念がありますが、加盟店への入金は翌月に行なわれるため安心です。
さらに、「ウィジェット機能」を使えば、分割後の月々の支払額を商品の側に表示することもできるため、購入へのハードルを下げることができます。
以上のことから、ペイディは高単価商品との相性が良いといえるでしょう。
クレジットカードを使わない若いユーザーの獲得
ペイディの導入は、新規顧客の獲得にもつながります。特に、若いユーザーを中心としたクレジットカードを持っていない層や持っていても使いたくない層に対して、大きな効果が見込めるでしょう。
ペイディの特徴は、クレジットカードが不要で、ユーザーはメールアドレスと携帯電話番号だけでスムーズに支払いができる点です。そのため、「クレジットカードを持っていないけど商品を購入したい」といった層も新たに獲得することができます。
これまで決済手段の選択肢が限られていたために逃していた顧客層にとって、ペイディは重要な決済手段となり得るでしょう。
クレジットカード不要で使えるペイディを導入することで、クレジットカードを持っていない層や持っていても利用したくない層、若いユーザーの新規獲得が期待できます。
売上金は100%保証で未払いリスクがない
「あと払い決済は代金未回収のリスクがあるから、なかなか導入に踏み切れない」という方もなかにはいらっしゃることでしょう。
ペイディは、売上金を100%保証してくれるため、たとえ未払い金があったとしても店舗側にリスクは一切ありません。未払い金はペイディがすべて負担してくれます。
通常、未払い金があると、1件1件その対応に追われますが、ペイディならその必要もありません。
売上金を100%保証してくれるペイディなら、あと払い決済として安心して導入できます。
ユーザーの離脱による機会損失を防げる
ユーザーの離脱を防ぐことができるのも、ペイディのメリットの一つです。ペイディは、ユーザーが購入に至るまでに離脱してしまうポイントをカバーしています。
- 会員登録不要で、複雑な手続きなしですぐに使える
- わかりやすいシンプルなUIで迷うことなく購入まで進める
- スムーズに決済が完了する
商品をカートに入れたものの、何らかの理由で購入に至らずサイトを離れてしまう通称「カゴ落ち」の防止に役立ちます。ユーザーの購入意欲を削がずに、スムーズにお買い物を楽しんでもらえるようになります。
「クレジットカードを財布から取り出して番号を入力する」「代引きを受け取るために家にいなくてはならない」など、他の決済手段の「めんどくさい」をなくしたペイディ。
ペイディは、「ほしいものが今すぐ買える」という購入体験をユーザーに届けることができます。
初期費用や月額使用料が無料
ペイディは、初期費用と月額使用料が完全無料なため、導入コストが0円というのは大きなメリットだといえます。
必要なコストは、利用者の支払い回数に応じた「決済手数料」と入金の際に必要な「入金手数料(振込手数料)」の2つのみです。
新しい決済手段を導入する際に発生しがちな、初期費用や月額費用などの固定費を心配することなく導入できます。
さらに、ペイディの導入を相談する際は、それぞれの業種にあった専門の担当者が対応してくれます。そのため、業種ごとの特有な課題や悩みについても安心して相談できます。
ペイディの詳しい手数料については、こちらで解説しています。
業務の負担が減る
ECサイトの運営は、広範囲にわたる業務をこなすため、日常的に多くのタスクを抱えているケースも多いです。ペイディを導入することで、煩雑な業務の負担を減らすことができます。
例えば、従来のコンビニ払いの場合、払込用紙の発行や入金の確認が必要でした。一方、ペイディは、決済から支払いまですべてデジタルで完結するため、前述したような作業が発生しません。
また、もしも返金が必要になった場合でも、管理画面から簡単に返金処理を行なえるため、時間を取られることはありません。
以上のことから、スタッフの人件費を抑えることができ、本来、集中すべきことに時間が使えるようになります。
ペイディを導入することで、業務を効率化できるのは大きなメリットです。
ユーザーがペイディを利用するメリット
ペイディは、店舗にとって多くのメリットがあるだけでなく、ユーザーにとっても大きなメリットを感じてもらうことができます。
メールアドレスと携帯電話番号だけでスムーズに使える手軽さや、手数料無料で分割払いができる点はユーザーにとってうれしいポイントでしょう。また、クレジットカードを持ち合わせていない場合や、使いたくない場合でも、あと払いできるのは大きなメリットです。
メールアドレスと携帯電話番号だけでスムーズに使える
前述したとおり、ペイディはメールアドレスと携帯電話番号だけでスムーズに使い始めることができます。
複雑な手続きは一切不要で、以下のステップで購入が完了します。
- 決済画面で「あと払い(ペイディ)」を選択
- 2.メールアドレスと電話番号を入力
- 3.SMSで送信される4桁の認証コードを入力
- 4.購入完了
ユーザーは、クレジットカードを取り出す手間や、会員登録など「めんどくさい」と感じる動作があると、「今じゃなくてもいいか」と購入を諦めてしまうことも多いです。
ペイディなら、わかりやすいシンプルな手順で決済できるため、ユーザーは商品の購入を迷うことなくスムーズに行なえます。
手数料無料で分割払いができる
ペイディは本人確認を行なうと、手数料無料で分割払いが利用できます。ただし、無料なのは口座振替と銀行振込のみで、コンビニ払いの場合は、支払い金額や回数に応じた手数料が必要です。
なお、クレジットカードでも分割払いはできますが、支払い金額に応じた高額の手数料がかかります。その点ペイディは、口座振替と銀行振込なら最大12回まで手数料無料で分割払いができるため、ユーザーは不要な手数料を支払う必要がありません。
これにより、分割払いへのハードルが下がり、ユーザーは今まで高額で諦めていた商品も、購入できるようになります。手数料無料で分割払いができることは、ユーザーにとっても店舗側にとっても非常に大きなメリットです。
・3回あと払い(ユーザーが本人確認済みであれば全加盟店で利用可能)
・6・12回あと払い(加盟店側が別途申し込みをし、契約が完了した加盟店のみで利用可能)
なお、1回のお買い物に対する最低利用金額は以下のとおりです。
3回:Amazonは3円以上、その他のショップでは3,000円以上
6回:Amazonは6円以上、その他のショップでは6,000円以上
12回:1万2,000円以上
※一部のショップでは3・6・12回あと払いはご利用いただけません。
クレジットカードを持っていなくても、使いたくなくてもあと払いできる
お支払い時に「あと払い(ペイディ)」を選択すれば、クレジットカードを持っていなくても、持っていても使いたくない人も、商品代金をあと払いにできるというメリットがあります。
ペイディでは、決済にクレジットカード情報の入力を必要としません。そのため、若いユーザーを中心としたクレジットカードを持たない層や、インターネットでの事前決済に不安を感じているユーザーも、安心して利用できます。
ペイディの導入でかかる手数料
店舗で新しい決済手段を導入する際、「手数料」は非常に重要な検討材料です。たとえペイディを導入して良い結果が得られたとしても、手数料によって利益が下がってしまっては意味がありません。
ペイディを導入するにあたって、必要な手数料はたった2つだけです。
以下では、ペイディの導入に必要な手数料について詳しく解説します。
必要な手数料は2つだけ
ペイディの導入に必要な手数料は2つだけです。
- 利用者の支払い回数に応じた決済手数料(加盟店手数料)
- 入金手数料(送金手数料・振り込み手数料)(550円税込)
それ以外の「初期費用」や「月額費用」などの固定費、余計なコストは一切不要です。また、返金する際の「返金手数料」も発生しません。
必要な手数料は、決済手数料と入金手数料のみのため、店舗側は大きなリスクを負うことなくペイディを
導入することが可能です。
利用者の支払い回数に応じた決済手数料
ペイディの決済手数料は、ユーザーの支払い回数に応じて変動します。
1回払い | 3.5% |
---|---|
3回あと払い | 4.5% |
6回あと払い・12回あと払い | 非公開 |
ペイディでは、ユーザーのあと払い手数料を加盟店が代わりに負担することで、ユーザーは分割払いを手数料無料で利用できる仕組みになっています。
一見、損をしているようにも感じられますが、長期的に見ると加盟店側にもメリットはあります。手元にまとまったお金がないことで購入を諦めていたユーザーの取りこぼしを、なくすことができるからです。
結果的に売上につながり、新たなリピーターを生む可能性も高まります。
入金手数料(送金手数料・振り込み手数料)
売上の入金には振り込み手数料(送金手数料)として550円(税込)が必要です。
Q. 入金手数料はかかりますか
引用元:Paidy|よくあるご質問
はい。550円(税込)がかかります。
また、入金サイクルに関してはこちらをご覧ください。
他の決済手段との手数料を比較
以下の表は、他の決済手段とペイディの決済手数料をまとめた表です。
決済手段 | 月額費用 | 決済手数料 | 分割払い |
---|---|---|---|
クレジットカード | カードごとに異なる | 2~5% | 可能(所定の 手数料が必要) |
ペイパル | 0円~3,000円 | 3.6%+40円 | 不可 |
Amazon Pay | 0円 | 3.9%~4.5% | 不可 |
NP後払い | 0円~4万8,000円(税抜) | 2.9%~5.0% | 不可 |
ペイディ | 0円 | 3.5%~ | 可能(最大12回まで手数料無料) |
ペイディの決済手数料は3.5%からと、他のあと払いサービスやクレジットカード決済と比べても低い水準です。手数料が低いということは、当然、手元に残る金額が多くなることを意味します。
また、初期費用や月額費用が不要で、最大12回の分割払いを手数料無料でユーザーに提供できる点は、ペイディの大きな強みです。
このように、コストを抑えつつユーザーに魅力的な支払いオプションを提供できる点が、ペイディの導入による大きなメリットとなります。
ペイディの導入にあたっての注意点
ペイディを導入する際の注意点は、以下の2つです。
・6・12回あと払いは別途申し込みが必要
・自社で構築したECサイトは開発が必要
6・12回あと払いは別途申し込みが必要
ペイディの3回あと払いは全加盟店で利用可能ですが、「6回あと払い」「12回あと払い」の利用には別途申し込みが必要です。
6回あと払い、12回あと払いの導入をご希望の場合は、 6・12回あと払い申し込みフォームよりお申し込みをお願いいたします。
引用元:6・12回あと払いのお申し込み方法を教えてください。 – Paidy Merchant Support
お申し込み後、経済条件をメールにてお伝えいたします。
提示した経済条件に同意いただければ、弊社より経済条件を記載した通知書を送付し契約完了となります。
申請後、ペイディから提示された条件に同意することで、初めて「6回あと払い」「12回あと払い」が利用できます。ペイディを導入しても、すぐに使用できるわけではない点には留意が必要です。
なお、1回のお買い物に対する最低利用金額は以下のとおりです。
3回:Amazonは3円以上、その他のショップでは3,000円以上
6回:Amazonは6円以上、その他のショップでは6,000円以上
12回:1万2,000円以上
※一部のショップでは3・6・12回あと払いはご利用いただけません。
自社で構築したECサイトは開発が必要
自社でECサイトを構築している場合、ペイディを導入するためには決済接続のための開発が必要です。ただし、ペイディは仕様書やAPIを公開しているため、開発をスムーズに進めることができ、開発時間を短縮できます。
一方、ECカートシステム(決済処理システム)を利用している場合は、Paidyが発行するキーを管理画面に貼り付けるだけで簡単に利用できるため、追加の開発は不要です。
そのため、自社で構築したECサイトを利用している場合は、導入時にかかる開発期間も考慮する必要があります。
ペイディの導入方法
ペイディの導入方法には、2つの種類があります。
- ペイディに直接申し込む
- 決済代行サービスを利用する
それぞれに特徴があるため、メリットとデメリットを把握したうえで、自社のECサイトに合った導入方法を選択しましょう。
技術力とリソースが十分にある企業や、ペイディを他の決済手段と分けて管理したい場合は「直接申し込み」がおすすめです。一方、すでに決済代行サービスを利用している場合や、他の決済手段もまとめて導入したい場合は「決済代行サービス」が便利です。
自社の運用状況やリソースに応じて、最適な導入方法を選択しましょう。
なお、すでにペイディを導入している企業へのインタビューが掲載された導入事例は、公式サイトからご覧いただけます。
ペイディに直接申し込む
メリット | デメリット |
---|---|
手数料、入金手数料以外コストがかからない他の決済手段と分けて管理ができる 直接やりとりできるため安心 | 入金サイクルは変更不可 |
ペイディと直接契約することで、中間手数料などが発生せず、コストを抑えて導入できる点がメリットです。また、決済に関して何か困ったことがあっても、ペイディと直接やりとりできるため安心です。
一方、ペイディの入金サイクルは一律で決まっているため、入金日の柔軟な調整はできません。
ペイディの導入方法は以下の4ステップです。
- Webで申し込み
- 加盟店審査
- 審査結果をメールでご連絡
- ご利用スタート
申し込みはすべてWeb上で完結し、登記簿や印鑑証明の提出は不要です。最短1週間で利用を開始できます。
決済代行サービスを利用する
メリット | デメリット |
---|---|
ペイディ以外の決済サービスも導入できるスムーズな導入が可能 入金サイクルが早い | 決済代行サービスの利用料がかかるペイディとは間接的なやりとりの可能性がある |
決済代行サービスを通じてペイディを導入する場合、導入の流れは各決済代行サービスによって異なります。
決済代行サービスを利用するメリットは、ペイディだけでなく他の決済サービスもまとめて導入でき、管理が一元化される点です。また、入金サイクルがペイディよりも早い決済代行サービスもあるため、キャッシュフローの改善に役立ちます。
一方で、何かトラブルが起きたときには間に決済代行サービスが入るため、ペイディとは間接的なやりとりになる可能性があることには留意が必要です。
ペイディの導入に関するよくある質問
- 入金サイクルは?
-
ペイディの入金サイクルは「月末締めの翌月20日払い」です。
ユーザーの支払い回数に関係なく、翌月に全額入金されるため、たとえ分割払いでも入金サイクルに影響はありません。なお、入金には550円(税込)の入金手数料がかかります。
ペイディの入金サイクルは、売上が確定した決済が対象となります。
月末締め、翌月20日にペイディから加盟店様へお支払いとなります。※加盟店手数料と入金手数料を差し引いて入金いたします。
引用元:Paidy|よくあるご質問
※返金処理された場合、翌月20日の立替金から相殺いたします。 - 予約販売やサブスクにも使える?
-
ペイディは、予約販売やサブスクリプションにもご利用いただけます。
ただし、サブスクリプションを含む定期購入加盟店の場合は、サイト構築中の審査ができないため、必ずサイトが完成してから申し込むようにしましょう。
なお、公序良俗に反する商材は、ペイディを利用することができないため注意が必要です。
- 個人事業主も使える?
-
法人に限らず、個人事業主でも申し込みが可能です。
申し込みの審査には以下の3点が必要となるため、事前に準備しておきましょう。- 特商法(特定商取引法)
- プライバシーポリシー
- 商材一覧(金額と商材)