マイレージサービスは、主に航空会社が提供しているプログラムで、飛行機の利用やショッピングなどで貯めたマイルを無料航空券などに交換できることで知られています。
最近では、「陸マイラー」と呼ばれる人たちが飛行機を利用せずにマイルを貯める方法を実践し、注目を浴びています。
本記事では、陸マイラーの概要や陸マイラーにおすすめのクレジットカード10選について紹介します。
陸マイラーとは?

「陸マイラー」とは、飛行機に乗らずにマイルを貯める人を指します。
通常、飛行機を利用してマイルを貯めますが、おもにクレジットカードを利用してポイントを貯めてマイルに交換するなど、直接マイルを獲得する形で貯めるのが陸マイラーの特徴です。
飛行機に乗るのではなく、地上の日常生活で貯めることから、陸マイラーと呼ばれています。
陸マイラーにおすすめのクレジットカード10選
ここでは、陸マイラーに特におすすめしたいクレジットカードを10種紹介します。最適な1枚を見つけて、陸マイラーを実践してください。
ANAアメリカン・エキスプレス・カード(ANAアメックス)
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年会費(税込) | 11,000円 ※年間200万円以上利用で翌年以降永年無料 | 国際ブランド | Visa・JCB・Mastercard |
還元率 | 0.5~12.0% | 価値 | 1ポイント1円相当 |
ETCカード | あり | 家族カード | あり |
海外旅行保険 | 無し | 国内旅行保険 | 無し |
スマホ決済 | Apple Pay・Google Pay | タッチ決済 | 非対応 |
申込条件 | JCB:20歳以上 Visa/Mastercard:30歳以上 | 発行日数 | 約1~2週間 |
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(税込) | 年会費11,000円 ※年間200万円以上利用で翌年以降永年無料 | 国際 ブランド | Visa・JCB Mastercard |
還元率 | 0.5~12.0% | 価値 | 1ポイント 1円相当 |
ETCカード | あり | 家族カード | あり |
保険 | 海外旅行無し | 保険 | 国内旅行無し |
スマホ決済 | Apple Pay・Google Pay | タッチ決済 | 非対応 |
申込条件 | JCB:20歳以上 Visa/Mastercard:30歳以上 | 発行日数 | 約1~2週間 |
ANAアメリカン・エキスプレス・カードは、入会だけで1,000マイル、毎年のカード継続時に1,000マイルをもれなく獲得できるクレジットカードです。普段の食事や買い物の際に利用すれば、100円につき1ポイントが貯まり、ANAグループで利用すれば、通常の1.5倍のポイントを貯められます。
ポイント移行コースに登録すればポイントの有効期限がなくなり、さらにマイルへの移行も可能です。また、ANAグループ便の利用により、通常のフライトマイルにプラスして、ボーナスマイルも獲得できます。
陸マイラーとしてだけでなく、飛行機の利用でもお得にマイルが貯まるクレジットカードとしておすすめです。
ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカ一般カード)
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年会費(税込) | 2,200円 ※初年度無料 | 国際ブランド | JCB |
還元率 | 0.5~3.0% | 価値 | 1ポイント1円相当 |
ETCカード | あり | 家族カード | あり |
海外旅行保険 | 自動付帯 | 国内旅行保険 | 自動付帯 |
スマホ決済 | Apple Pay・Google Pay | タッチ決済 | 非対応 |
申込条件 | 18歳以上 | 発行日数 | 最短5営業日 |
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(税込) | 年会費2,200円 ※初年度無料 | 国際 ブランド | JCB |
還元率 | 0.5~3.0% | 価値 | 1ポイント 1円相当 |
ETCカード | あり | 家族カード | あり |
保険 | 海外旅行自動付帯 | 保険 | 国内旅行自動付帯 |
スマホ決済 | Apple Pay Google Pay | タッチ決済 | 非対応 |
申込条件 | 18歳以上 | 発行日数 | 最短5営業日 |
ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカ一般カード)は、一枚で複数のポイントやマイルを貯められるクレジットカードです。普段のお買い物ではOki Dokiポイント、地下鉄乗車でメトロポイント、ANAの飛行機搭乗でANAマイルを貯められます。
ポイントをマイルに移行する場合、無料のマイル自動移行コース5マイルなら1ポイントを5マイルに、年間5,500円の10マイルコースなら1ポイントを10マイルに毎月自動で移行できます。
カードを作るには2,200円の年会費がかかりますが、海外旅行傷害保険が最高1,000万円補償されるなど、海外旅行時にも携帯したいクレジットカードです。さらに、海外でのショッピング補償も最高100万円と、もしものときも安心でしょう。
ANA VISAワイドゴールドカード
発行会社 | 三井住友カード株式会社 |
年会費 | 1万5,400円(税込) |
ポイント還元率 | 1.0% |
ポイントの単位、価値 | 200円ごとに1ポイント、1ポイント1円 |
ポイントの種類 | Vポイント |
国際ブランド | Visa、Mastercard |
追加カード | 家族カード、ETCカード |
付帯保険 | 海外旅行保険、国内旅行保険、ショッピング保険 |
電子マネー・スマホ決済 | iD、楽天Edy、Apple Pay、Google Pay、楽天ペイ |
利用限度額の上限 | 200万円 |
申し込み条件 | 30歳以上で本人に安定した継続的な収入のある方 |
発行日数 | 通常2~3週間 |
ANA VISAワイドゴールドカードは、VポイントからANAマイルへ1ポイント2マイルのレートで交換でき、他のカードに比べて高い点が魅力です。
入会・継続時にそれぞれ2,000マイルがプレゼントされ、ANAグループ便の搭乗時にはフライトマイルが25%アップします。
また、海外・国内ともに旅行傷害保険やショッピング補償が付帯しているほか、機内販売が10%オフで利用できるメリットもあります。
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード
発行会社 | American Express International, Inc. |
年会費 | 3万4,100円 |
ポイント還元率 | 0.5%~ |
マイル還元率 | 1.0% |
ポイントの単位、価値 | 100円ごとに1ポイント、1ポイント0.3円 |
ポイントの種類 | メンバーシップ・リワード、ANAマイル |
国際ブランド | AMERICAN EXPRESS |
追加カード | 家族カード、ETCカード |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険、国内旅行傷害保険 海外航空機遅延保険 ショッピング保険(国内・海外) |
電子マネー・スマホ決済 | Apple Pay |
利用限度額の上限 | 会員ごとに設定 |
申し込み条件 | 20歳以上 |
発行日数 | 3週間程度 |
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードは、ANAグループでのカード利用でポイントが2倍貯まるクレジットカードです。
貯めたポイントは1,000ポイント→1,000マイルに移行できます。入会時と継続時にはボーナスマイルとして2,000マイルを獲得でき、ANA便を利用するとボーナスマイルを25%獲得できるため、マイルが貯まりやすいカードといえるでしょう。
また、最高1億円の補償を受けられる海外旅行傷害保険や、年間最高500万円までの補償を受けられるショッピング・プロテクションも付帯しています。陸マイラーの実践のために持つだけでなく、旅行時にもぜひ携帯したいクレジットカードです。
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード
発行会社 | 三井住友カード株式会社 |
年会費 | 2,200円(初年度無料) |
ポイント還元率 | 0.5% |
マイル還元率 | 200円ごとに1ポイント 1ポイント1円 |
ポイントの単位、価値 | 100円ごとに1ポイント、1ポイント0.3円 |
ポイントの種類 | Vポイント、TOKYU POINT |
国際ブランド | Mastercard |
追加カード | ETCカード、家族カード、銀聯カード |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険、国内旅行傷害保険 ショッピング保険 |
電子マネー・スマホ決済 | iD、Apple Pay、Google Pay、PiTaPa、PASMO |
利用限度額の上限 | 80万円 |
申し込み条件 | 18歳以上(高校生不可) |
発行日数 | 通常2~3週間 |
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードは、TOKYU POINT加盟店で利用すれば、VポイントとTOKYU POINTがダブルで貯められるクレジットカードです。
どちらのポイントもマイルに移行できるうえに、入会・継続時にはボーナスマイルとして1,000マイルを受け取れるため、マイルを貯めやすいでしょう。
また、PASMO機能により定期券として利用できるため、日常的に使いやすいカードといえます。
JAL普通カード
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年会費(税込) | 2,200円 ※初年度無料 | 国際ブランド | Visa・JCB Mastercard |
還元率 | 0.5~1.0% | 価値 | 1ポイント1マイル相当 |
ETCカード | あり | 家族カード | あり |
海外旅行保険 | 自動付帯 | 国内旅行保険 | 自動付帯 |
スマホ決済 | Apple Pay | タッチ決済 | 対応 |
申込条件 | 18歳以上 | 発行日数 | 約4週間 |
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(税込) | 年会費2,200円 ※初年度無料 | 国際 ブランド | Visa・JCB Mastercard |
還元率 | 0.5~1.0% | 価値 | 1ポイント 1マイル相当 |
ETCカード | あり | 家族カード | あり |
保険 | 海外旅行自動付帯 | 保険 | 国内旅行自動付帯 |
スマホ決済 | Apple Pay | タッチ決済 | 対応 |
申込条件 | 18歳以上 | 発行日数 | 約4週間 |
JAL普通カードは、クレジットカードの利用でマイルが直接貯まるクレジットカードです。フライトでも普段の買い物でも、マイルが貯まります。さらに、JALカード特約店でカードを利用すれば、ポイントを2倍獲得することが可能です。
国際ブランドは3つから選べるため、自分がよく利用する店舗が対応しているブランドを選べば、よりマイルが貯まりやすくなるでしょう。
JALカードSuica
発行会社 | 株式会社JALカード |
年会費 | 2,200円(初年度無料) |
ポイント還元率 | 0.50% |
ポイントの単位、価値 | 200円で1マイル |
ポイントの種類 | マイル(JAL) |
国際ブランド | JCB |
追加カード | ETCカード |
付帯保険 | 海外旅行保険、国内航空傷害保険 |
電子マネー・スマホ決済 | Suica |
利用限度額の上限 | – |
申し込み条件 | 18歳以上(学生可) |
発行日数 | 通常4週間 |
JALカードSuicaは、フライトや毎日の買い物でJALマイルを獲得できるうえに、JR東日本で利用すればJRE POINTも貯まります。貯まったマイルは特典航空券に交換できるだけでなく、Suicaにチャージして利用可能です。
JALカードの特約店で利用すれば、ショッピングマイルが通常の2倍獲得できます。さらに、年会費が3,300円かかるものの、JALカードショッピングマイル・プレミアムに加入して特約店を利用すれば、最大4倍のマイルが獲得可能です。
また、JRE POINTはSuicaへのチャージやマイルへの交換に使えます。このように、必要に応じて交換先を変えられることも魅力でしょう。
JALアメリカン・エキスプレス・カード
発行会社 | 株式会社ジャルカード |
年会費 | 6,600円(初年度無料) |
還元率 | 0.5% |
ポイントの単位 価値 | 200円ごとに1ポイント 1ポイント1円 |
ポイント | JALマイル |
国際ブランド | AMERICAN EXPRESS、銀聯 |
追加カード | 家族カード、ETCカード |
付帯保険 | 海外旅行保険、国内旅行保険、ショッピング保険 |
タッチ決済 | 非対応 |
電子マネー スマホ決済 | – |
利用限度額 | 200万円 |
申込み条件 | 18歳 |
発行日数 | 1週間程度 |
JALアメリカン・エキスプレス・カードは、一般カードでありながら、さまざまな付帯サービスを利用できるクレジットカードです。
JALカードの特約店であるホテルやインターネットショッピングでの利用でマイルを獲得できるほか、割引サービスなども充実しています。
また、海外旅行傷害保険も付帯し、最大3,000万円まで補償(うち自動付帯は最高1,000万円)と、心強い内容です。
JAL CLUB-Aカード
発行会社 | 株式会社JALカード |
年会費 | 1万1,000円(税込) |
還元率 | 0.5% |
ポイントの単位 価値 | 200円ごとに1マイル 1ポイント1円 |
ポイント | JALマイル |
国際ブランド | Visa、Mastercard、JCB |
追加カード | 家族カード、ETCカード |
付帯保険 | 海外旅行保険、国内旅行保険 |
電子マネー スマホ決済 | QUICPay、WAON |
利用限度額 | ― |
申込み条件 | 18歳以上(高校生不可) |
発行日数 | 通常2~3週間 |
JAL CLUB-Aカードは、入会時や入会後の初搭乗時、毎回の搭乗時にボーナスマイルが獲得でき、マイルがお得に貯まるクレジットカードといえます。
さらに、年会費に2,200円を追加してJALカード ツアープレミアムに登録すれば、ツアープレミアムボーナスマイルが加算され、区間マイルを100%獲得できます。JALの特約店でカードを利用すれば獲得マイルが2倍になることも、陸マイラーとしては見逃せないでしょう。
国際ブランドは3種類から選択できるため、普段利用する機会が多い店舗に対応しているブランドを選ぶのが得策です。
楽天ANAマイレージクラブカード
発行会社 | 楽天カード株式会社 |
年会費 | 550円(初年度無料) ※2年目以降は年1回の利用で無料 |
ポイント還元率 | 1.0% |
ポイントの単位、価値 | 100円ごとに1ポイント 1ポイントで1円相当 |
ポイントの種類 | 楽天ポイント |
国際ブランド | Visa、Mastercard、JCB |
追加カード | ETCカード、家族カード |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険 |
電子マネー・スマホ決済 | 楽天Edy、Apple Pay、Google Pay |
利用限度額の上限 | 100万円 |
申し込み条件 | 18歳以上(高校生、海外在住者不可) |
発行日数 | 通常1週間 |
楽天ANAマイレージクラブカードには、マイルを貯めたい人向けのANAマイルコースと、ポイントを貯めたい人向けの楽天ポイントコースがあります。この2つから、ライフスタイルに合わせてコースを選択することで、マイルと楽天ポイントのどちらを積極的に貯めたいかが決められます。
なお、楽天ポイントコースを選んでもマイルへの交換は可能であり、申し込み後にいつでもコース変更が可能です。
楽天ANAマイレージクラブカードは、楽天カードならではのポイント還元率の高さが魅力で、特に楽天グループのサービスでお得にポイントを獲得できます。
クレジットカードで陸マイラーを目指す方法

実際に陸マイラーを目指すなら、おもに4つの方法が挙げられるでしょう。各方法でどのようにマイルを貯めるのか、詳しく解説します。
基本は現金払いをクレジットカードに集約する
陸マイラーで効率良くマイルを貯めるためには、現金払いしていたものをクレジットカード払いにするのがおすすめです。
お店で現金払いにすると、お店のポイントしか付かないことが多いものですが、クレジットカードで決済すればクレジットカードのポイントも獲得できます。その後、獲得したポイントをマイルに換金することで、陸マイラーを目指せます。
キャンペーンを活用する
クレジットカード会社のキャンペーンなどで、ポイント増額などの恩恵を受けられます。普段、特定店舗での決済や特定商品の購入でポイントが増えるキャンペーンが定期的に行われているのを目にすることも多いでしょう。
特定の数字が付く日や特定曜日にキャンペーンを行う場合もあり、その日に買い物を集約すれば、多くのポイントを獲得できるチャンスがあります。
ただし、キャンペーンへの参加条件にエントリーが必要なカード会社もあるため、事前の確認が必要です。
ポイントモールを利用する
多くのクレジットカードでは、ポイントモールなどの名称で独自のポイントアップサービスが用意されています。
ポイントモールでは、有名なオンラインショッピングサイトなどが出店していることがあり、ポイントモール経由で利用すればポイント倍増などのサービスが適用されます。もちろん、ポイントモールを利用するための費用などは一切かかりません。
普段のインターネットショッピングで利用する店舗がポイントモールに出店しているなら、ポイントモール経由で利用するのがおすすめです。
アンケートやゲームなどでポイントを獲得する
クレジットカード会社の公式サイトやポイントモールなどでは、ポイントを貯められるオリジナルコンテンツが提供されています。例えば、簡単なアンケートへ回答したり、ゲームで一定以上の得点をしたりするとポイントが獲得できる、といったものです。
こういったコンテンツは無料で利用でき、空いた時間で手軽にポイントが貯められるものが多いでしょう。
陸マイラーを実践するメリット

陸マイラーの実践によるメリットには、次のような点が挙げられます。
実質無料で飛行機に乗れるチャンスがある
マイルを多く貯めれば、マイル払いで飛行機を無料で利用できるチャンスがあります。国内線であっても数万円はかかるため、費用を抑えられるのは大きなメリットといえるでしょう。
さまざまな付帯サービスがある
マイルを貯めやすいクレジットカードを保有していると、旅行保険やショッピング保険などの付帯サービスを受けられます。
海外では、日本のように手厚い保険制度を採用している国が少ないため、現地での治療や入院には多額の費用が発生するケースがほとんどです。クレジットカードに付いている海外旅行保険を利用すれば、医療費の全額または一部が補償されます。
また、ステータスの高いクレジットカードであれば、空港ラウンジを無料で利用可能です。プラチナカードなら、コンシェルジュサービスの利用により、電話1本で最適なツアーを組んでもらえるなどの特典もあります。
電子マネーや商品などに交換できる
マイルは飛行機の利用代金だけでなく、電子マネーや商品などにも交換可能です。交換レートが優遇されているサービスを選べば、通常のポイント交換よりもお得に交換できます。
スターアライアンスを活用すると世界中どこでも旅行できる
ANAは、「スターアライアンス」と呼ばれる世界各国の航空会社で構成された航空連合に加盟しています。
ANAで貯めたマイルは、スターアライアンスに加盟する他の航空会社の航空券や搭乗クラスのアップグレードなどに交換可能です。
ANAマイレージクラブに入会すると、スターアライアンス加盟のどの航空会社の利用でもマイルが貯まり、世界中で各社独自のサービスが受けられます。
陸マイラーを実践するデメリット

陸マイラーを実践すると、いくつかデメリットも存在するものです。ここでは、おもなデメリットについて解説します。
特定航空券の競争率が高くマイルを活用できない可能性がある
マイルを貯めると航空会社の特定航空券と交換できますが、人気のエリアや大型連休、年末年始などは競争率が高く、特定航空券の獲得が難しくなります。そうなると、特定航空券を獲得できず、マイルを上手に活用できないことも考えられるでしょう。
のちほど詳しく解説しますが、マイルには有効期限があるため、活用できないままマイルを無駄にしてしまう可能性があります。
飛行機を普段利用しない方にとっては恩恵が少ない
マイルは、座席のアップグレードや特定航空券の交換に使用することが多いでしょう。そのため、普段から飛行機を利用する機会が少ない方だと、陸マイラーになってマイルを貯めてもあまり恩恵を得られない可能性があります。
マイルには期限がある
先ほど少し触れましたが、マイルには有効期限を設定されているものがあります。
例えば、JAL(日本航空)は搭乗した日から数えて36ヵ月後の月末です。ANA(全日空)はマイルの種類(通常獲得したものやキャンペーンで獲得したものなど)によって異なりますが、通常は36ヵ月後の月末までとされています。
継続してマイルを貯めていれば、実質的に期限を気にすることなく利用できるでしょう。しかし、マイルを貯めない期間が長くなると、気付かないうちにマイルが消滅している可能性があるため注意が必要です。
マイルが貯まりやすいクレジットカードを選ぶポイント

陸マイラーとなるには、いかにマイルが貯まりやすいクレジットカードを選ぶかがポイントです。ここでは、マイルが貯まりやすいクレジットカードを選ぶポイントを紹介します。
貯めるマイルの種類を選択する
現在、日本国内でマイルを貯められる航空会社はJALとANAのみのため、マイルを効率良く貯めるには、2社のうちどちらかに絞るほうがよいでしょう。それぞれの特徴を把握し、1社で集中的に貯めることをおすすめします。
JALは、JAL便のフライト予約のほか、普段の買い物でもJALカード利用で直接マイルが貯まります。さらに、1万マイルを1万5,000円相当のeJALポイントや、1万2,000円相当のJALクーポンに交換可能です。
ANAのマイレージクラブ会員になると、通常期で片道最低6,000マイル(閑散期5,000マイル、繁忙期7,500マイル)から国内線特典を利用できます。
以上の点を加味して、どちらのマイルを貯めるか決めましょう。
通常ポイント還元率を確認する
ポイント還元率をよく確認し、単純に還元率が高いクレジットカードを選ぶのがおすすめです。還元率の高さは1%程度を目安にするとよいでしょう。
キャンペーンの頻度やポイントモールの有無を確認する
クレジットカードを選ぶ際には、通常時のポイント還元率に着目しがちです。
たしかに、通常ポイントが多く貯まることも重要ですが、キャンペーンの頻度やポイントモールの有無も確認しましょう。普段利用する店舗で頻繁にキャンペーンを行うクレジットカードなら、さらにマイルを貯めやすくなるのでおすすめです。
また、ポイントモールに出店している店舗数や還元率も併せて確認してください。
年会費を確認する
クレジットカードのなかには、年会費が発生するものがあります。年会費が高くなるほど、付帯サービスなどが充実していくのが一般的です。
年会費を払う以上のメリットがあるか、他のカードとも比較し、コストパフォーマンスの良いものを選んでください。
マイルの交換レートや手数料を確認する
マイルが直接貯まるクレジットカードは少なく、獲得したポイントをマイルに交換するのが一般的です。そのため、ポイント付与率や還元率だけでなく、ポイントをマイルに交換する際の交換レートや手数料もよく確認する必要があります。
せっかくポイントを多く獲得できても、マイルへの交換時に大きく目減りしてしまってはもったいないです。マイルの交換レートや手数料をよく検討したうえで、自分に合ったクレジットカードを選びましょう。
マイルへの移行上限を確認する
クレジットカードによっては、マイルへの移行上限が設けられているケースがあり、せっかく貯めても交換できない可能性があります。
例えば、AMERICAN EXPRESSのメンバーシップリワード・プラスでは、ANAマイルへの年間の移行上限が2019年1月1日以降、8万マイルから4万マイルに半減されました。つまり、4万マイル以上貯めたとしても、年間4万マイルまでしか交換できません。
毎年、上限以上のマイルをコンスタントに獲得できる場合は使い道に困ることになるため、マイルへの移行上限の有無は確認する必要があります。
付帯サービスの充実度を確認する
陸マイラーとしてマイルを貯めて飛行機で旅行する場合、クレジットカードの付帯サービスを利用すると便利です。
クレジットカードの旅行向け付帯サービスとして以下が挙げられます。
- 国内・国外旅行保険
- ショッピング保険
- 手荷物無料配送サービス
- コンシェルジュサービス など
特に、旅行保険は旅先でもしもの事態に陥った際に役立つサービスです。旅行保険には自動付帯型と利用付帯型があり、利用付帯型は旅行時の各種決済にカードを利用しないと保険の対象とならないため注意してください。
以上のように、旅行に役立つ付帯サービスの有無や付帯条件をよく確認して、クレジットカードを選ぶ必要があります。
陸マイラーのクレジットカードに関するよくある質問
ここでは、陸マイラーのクレジットカードに関するよくある質問を紹介します。
- マイル専用カードは準備する必要がある?
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マイルを貯めるには、航空会社または航空会社と提携しているカード会社が発行するクレジットカードの会員になる必要があります。その際、入会費や年会費がかかることがあるため、希望するクレジットカードがあれば事前に確認しておきましょう。
- 違う種類のマイルを貯めることは可能?
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クレジットカードのなかには、ポイント移行によって獲得できるマイルの種類が、複数の種類から選べるものもあります。
しかし、1つのマイルに限定したほうが早く貯まりやすいでしょう。マイルには有効期限を設定されていることが多いため、基本は1つのマイルに集約して貯めていくのがおすすめです。
- マイルを別のポイントに交換できる?
-
貯めたマイルは、クレジットカードを発行している企業や、提携先企業のさまざまなポイントに交換可能です。
ただし、交換の際のレートによっては、マイルよりもポイント数が減ってしまうことがあります。交換してから後悔しないよう、慎重に判断しましょう。
- マイルを交換する際にかかる時間は?
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マイルの交換は、申請の翌営業日から1週間程度で完了する場合が大半です。
ただし、なかには2ヵ月程度かかるクレジットカードもあるため、交換完了までの期間はあらかじめ確認しておくとよいでしょう。
陸マイラー向けのクレジットカードまとめ
陸マイラーの概要や実践するためのポイント、陸マイラー向けのクレジットカードなどを紹介しました。
陸マイラー向けクレジットカードは、単にマイルが多く貯まったり、貯めたポイントを有利な条件で交換できたりすることだけがメリットではありません。旅行の際に役立つ付帯サービスが充実しているため、お得かつ安全に旅行できるでしょう。
今回紹介したクレジットカードを上手に利用して、陸マイラーを実践してください。