ACマスターカードは、リボ払い専用のクレジットカードのため、支払いは自動的にリボ払いとなり、手数料が発生します。
ただし、以下の方法によってリボ払い手数料の発生を回避し、一括払いにすることが可能です。
- リボ払いの支払額を変更して一括払いする方法
- 20日までに利用した代金を翌月の6日までに支払う方法
- ACマスターカードはリボ払い専用カードだが、工夫次第で一括払いができる
- 一括払いするには、毎月の支払額を変更するか、翌月6日までに全額支払う方法がある
【リボ払いの手数料を回避】ACマスターカードを一括払いする方法!
ACマスターカードはリボ払い専用のクレジットカードのため、支払いは自動的にリボ払いとなります。
しかし、以下の2つの方法を実践することで、リボ払いの手数料を回避して一括払いが可能です。
- リボ払いの支払額を変更して一括払いする方法
- 20日までに利用した代金を翌月の6日までに支払う方法
ここではそれぞれの方法の概要を説明します。
なお、詳しい手順は後述する「【リボ払いの手数料を回避】ACマスターカードを一括払いする手順!」をご確認ください。
リボ払いの支払額を変更して一括返済する方法
ACマスターカードを一括払いする1つ目の方法は、リボ払いの支払額を変更することです。
リボ払いは毎月の支払額を自分で設定でき、その金額を下回る利用であれば手数料をかけることなく一括で支払うことができます。
そのため、設定した金額を上回る利用をしてしまった場合は、支払額を引き上げることで手数料がかからず、一括払いが可能になるのです。
例えば、毎月の支払額を30,000円に設定していたとして、その月に40,000円の利用をした場合、設定した金額を超えた10,000円に対し手数料が発生します。
そこで、支払額を40,000円に設定することで、手数料をかけずに一括払いができるのです。
20日までに利用した代金を翌月の6日までに支払う方法
ACマスターカードを一括払いする2つ目の方法は、20日までに利用した代金を翌月の6日までに支払う方法です。
ACマスターカードは毎月20日締めで、翌月7日からリボ払いの手数料がかかるようになっています。
その仕組みを利用し、翌月6日までに全額をまとめて支払うことで、手数料を発生させずに一括払いが可能になるのです。
例えば、前月21日から今月20日までに40,000円を利用したなら、その金額を翌月6日までに支払いましょう。
なお、翌月6日がアコムの休業日にあたる場合は、翌営業日が期日となります。
【リボ払いの手数料を回避】ACマスターカードを一括払いする手順!
リボ払いの手数料を回避し、ACマスターカードを一括払いする手順は、それぞれ以下のとおりです。
- アコムのマイページにログインする
- リボ払いの設定金額を変更する
- アコムのマイページにログインする
- 現在の支払い期日を確認する
- 翌月6日払いに設定する
リボ払いの支払額を変更して一括返済する流れ
- アコムのマイページにログインする
- リボ払いの設定金額を変更する
前述のとおり、ACマスターカードは毎月の一定した支払額を自分で設定でき、その範囲内での利用であれば手数料をかけずに一括払いができます。
そのため、自分が設定した支払い金額を超えて利用しそうな場合や超えてしまった場合は、設定金額を引き上げましょう。
設定方法は、まずはアコムのマイページにログインします。
そのあと、リボ払いの設定金額をカードの利用限度額か、自分が支払い可能な金額に変更します。
20日までに利用した代金を翌月の6日までに支払う流れ
- アコムのマイページにログインする
- 現在の支払い期日を確認する
- 翌月6日払いに設定する
前述のとおり、ACマスターカードは、20日の締日までに利用した金額を翌月6日までに一括で支払うことで手数料が発生せず、通常のクレジットカードの一回払いと同様に利用できます。
まずはアコムのマイページにログインし、現在の支払い期日を確認しましょう。
支払い方法が「35日払い」になっている場合は、「毎月指定日払い」に変更します。
なお、支払い手段が口座振替の場合、毎月指定日は6日です。
また、支払い方法の変更は、自動契約機(むじんくん)もしくはアコム総合カードローンデスクへの電話でも手続きができます。
変更方法 | 受付時間 |
---|---|
自動契約(むじんくん) | 年中無休9:00〜21:00 (年末年始は除く) |
電話(アコム総合カードローンデスク) | 平日9:00〜18:00 |
【一覧】ACマスターカードを返済する方法
ACマスターカードの返済方法は次の3つです。
- 35日払いをする方法
- 毎月自分で決めた日に支払う方法
- 毎月6日に口座振替する方法
35日払いをする方法
ACマスターカードの返済方法の一つは、35日ごとに支払うことです。
初回利用は20日締めで、翌月7日から数えて35日以内に支払う必要があります。
そのあとの返済期日は、前回支払日の翌日から数えて35日後です。
このように、期日が一定の日にちになるわけではないため、払い忘れないよう注意しましょう。
返済の手段としては、次の4つが挙げられます。
- インターネットバンキング
- ATM(アコム・提携)
- 振込
- 口座引き落とし
毎月自分で決めた日に支払う方法
ACマスターカードは、毎月自分で決めた日を返済期日に設定して利用できます。
希望日を指定できるため、公共料金や携帯電話などほかの支払い期日と合わせるなどすることで、返済管理がしやすくなるでしょう。
ただし、指定した期日より15日以上前に入金した場合は、前月の入金扱いとなり返済期日が更新されないため注意が必要です。
また、指定日がアコムの休業日に該当する場合は、翌営業日が返済期日となります。
なお、返済方法は35日払いと同様、インターネットやATM、振込などあらゆる方法が可能です。
毎月6日に口座振替する方法
ACマスターカードの返済方法として、普段利用している金融機関の口座振替(自動引き落とし)を利用することも可能です。
ATMに出向く時間がない方や返済忘れしやすい方は、口座振替が便利でしょう。
また、Web上で金融機関口座を登録し、画面表示に従って簡単に口座振替の手続きができます。
ただし、口座振替を選択した場合の毎月指定日は6日となり、自分で振替日を指定できないため注意が必要です。
なお、6日がアコムの休業日に該当する場合は、翌営業日が返済期日となります。
そもそもACマスターカードのリボ払いとは?
リボ払いとはリボルビング払いの略称で、利用額に関わらず毎月の支払いを一定額に固定できる支払い方法です。
手数料は以下の計算式で求められます。
手数料=利用残高×手数料率÷365日×経過日数
なお、分割払いは支払い回数を指定し、月々の支払い額が変動するのに対し、リボ払いは支払い額を指定することで月々の支払い額が固定になります。
また、毎月の支払いが定額になることで家計の見直しがしやすくなったり、月々の負担が軽くなったりするのがリボ払いのメリットですが、利息がかさんだり、支払い期間が長引くことがデメリットです。
リボ払いの計算方法
リボ払いの手数料は、以下の計算式で求められます。
手数料=利用残高×手数料率÷365日×経過日数
例えば、利用残高が20万円で手数料が14.6%、経過日数が30日の場合の手数料は2,400円となります。
手数料=20万円×14.6%÷365日×30日=2,400円
なお、ACマスターカードにおける利用残高は、「新規利用残高」と「リボルビング残高」に分けられ、手数料が発生するのは「リボルビング残高」のみです。
詳しくは公式サイトをご確認ください。
分割払いとの違いは?
分割払いは、決済ごとに支払い回数を指定して支払う方法です。
月々の支払い金額を指定できるわけではないため、毎月の支払額は変動します。
対するリボ払いは、利用した金額や件数に関わらず、月々の支払い額を自由に設定できるため、毎月の支払い額を固定することが可能です。
よって、リボ払いと分割払いには以下のように明確な違いがあります。
リボ払い | 分割払い |
---|---|
・毎月の支払い金額を指定 ・月々の支払い金額が一定 | ・買い物ごとの支払い回数を指定 ・月々の支払い金額は変動 |
リボ払いのメリット・デメリット
リボ払いのメリット・デメリットは以下のとおりです。
メリット | デメリット |
---|---|
支払い金額が毎月定額のため、家計管理がしやすい 急な出費や大きな出費があっても、家計を圧迫しにくい 余裕がある月は繰上げ返済ができる | 利息負担がある 支払い期間が長くなる傾向がある 毎月の負担が少ないため、使いすぎる可能性がある |
リボ払いは毎月の支払い金額が定額のため、家計を管理しやすく負担が少ないといったメリットがある反面、支払い期間が長引くことで利息がかさんだり、お金を使いすぎたり可能性があるため注意が必要です。
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